まだ死んでいない/Not Dead After All
提供:MTG Wiki
Not Dead After All / まだ死んでいない (黒)
インスタント
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは「このクリーチャーが死亡したとき、これをオーナーのコントロール下でタップ状態で戦場に戻す。その後、ひねくれ者(Wicked)・役割(Role)トークン1つをそれについた状態で生成する。」を得る。(エンチャントしているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。このオーラ(Aura)が墓地に置かれたとき、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。)
死んだはずのクリーチャーがひねくれ者の役割を得て帰ってくるインスタント。
フェイン・デス/Feign Deathの強化手段を+1/+1カウンターから役割・トークンに変更した亜種。他のカードとのシナジーを考慮しなければ、単純にライフロスがついてくるようになったぶん強力になっている。
リミテッドではこの系譜の例に漏れず、相討ちになる戦闘で自分のクリーチャーだけ生き残らせたり、除去されそうなファッティを強化までして盤面に残したりと、1:1交換には変わりないがボード、テンポの両面で優位を作りやすい優良コモン。戻した後は普通に強化したクリーチャーで殴ってもよし、トークンを協約のタネにしてもよし。
構築でも環境やデッキによっては採用できる基準を満たしているが、リミテッドと比較してインスタント・タイミングの除去が大きく増加するので、これに更に対応して除去を重ねられる可能性も出てくる。また追放やバウンスには無力な点にも注意。
戦場に戻した時に役割が付くため、これを複数採用したとしても、役割の弱点である重ね掛けできない弱点はほぼ気にならない。実用上はフェイン・デスの実質的な上位互換として扱える。
- お前はもう死んでいる/You Are Already Deadに対して使うと盛り上がるかもしれない。
ルール
- 戦場に戻ってからひねくれ者・トークンがつくまでの間は優先権が発生しない。誰もこの間に対応して行動することはできず、タフネスが0のクリーチャーを戻しても状況起因処理の発生前にタフネスに修整が入るので死亡を免れる。
- 機体など、クリーチャーでないパーマネントがこのカードにより戦場に戻った場合、ひねくれ者は適切にエンチャントできないため生成されない(CR:303.4i)。
- 合体カードや変容により複数のパーマネントがこれにより戦場に戻った場合、それらのうちクリーチャーであるものすべてに1個ずつひねくれ者がつく。