RADカウンター
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RADカウンター/Rad Counterは、専用のルールを持つカウンターの一種。プレイヤーが得るカウンターであり、Fallout統率者デッキで初登場した。
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Nuclear Fallout / 放射性降下物 (X)(黒)(黒)ソーサリー
ターン終了時まで、すべてのクリーチャーは-X/-Xの2倍の修整を受ける。各プレイヤーはRADカウンターそれぞれX個を得る。
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Strong, the Brutish Thespian / 粗暴な戯曲者、ストロング (4)(緑)(緑)伝説のクリーチャー ― ミュータント(Mutant) 狂戦士(Berserker)
護法(2)
激昂 ― これがダメージを受けるたび、あなたはRADカウンター3個を得、これの上に+1/+1カウンター3個を置く。
あなたは放射能によってライフを失うのではなくライフを得る。
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
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定義
RADカウンターは、プレイヤーが得るカウンターである。
RADカウンターを1個以上持つプレイヤーの戦闘前メイン・フェイズの開始時に、「そのプレイヤーは持っているRADカウンターの個数に等しい枚数だけカードを切削する。これにより切削された土地でないカード1枚につき、そのプレイヤーは1点のライフを失い、RADカウンター1個を自分から取り除く。」という誘発型能力が誘発する。この能力は発生源を持たず、コントローラーはそのアクティブ・プレイヤーである。
「共有チーム・ターン」選択ルールを用いるゲーム(双頭巨人戦など)では、RADカウンターによる固有の誘発型能力は、そのチームにいるRADカウンターを持つプレイヤー1人につき1回誘発する。その能力の誘発はそれぞれ、誘発したプレイヤー1人がコントロールする。
解説
ビデオゲームシリーズ「Fallout」で重要となる放射能汚染を表したカウンター。毎ターン切削し続けることになり、土地以外を切削すれば汚染を取り除けるが、その際にライフを失ってしまう。
初出のFallout統率者デッキではミュータントの脅威/Mutant Menace(黒緑青)のテーマとなっている。同デッキにはRADカウンターを与えるカードのほか、RADカウンターとシナジーを持つ切削関連のカードも収録されている。また、放射能によるライフロスを回復に置換する粗暴な戯曲者、ストロング/Strong, the Brutish Thespianも存在している。放射線による突然変異というフレイバーからか、同セットのRADカウンターを扱うクリーチャーはいずれもミュータントである。
ルール
- RADカウンターの能力で複数枚のカードを切削する場合、それらはすべて同時に切削される。
- 金切り声のスコーチビースト/Screeching Scorchbeastなどが持つ「カード1枚以上が切削されるたび」誘発する能力は、RADカウンターの誘発一度に対し1回までしか誘発しない。
- RADカウンターの能力の解決時に、そのプレイヤーのライブラリーの枚数がRADカウンターの個数より少なかった場合、残りのライブラリーをすべて切削する(CR:701.13b)。
- 安らかなる眠り/Rest in Peaceなどの置換効果で、切削された土地でないカードが追放領域など墓地以外の公開領域に移動しても、ライフロスは発生する(CR:400.7j)。
- 切削された土地でないカードが置換効果によって非公開領域に移動した場合(荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusなど)、そのカードはライフロスおよびRADカウンターの取り除きを発生させない(CR:400.7)。
- 置換効果ではなく誘発型能力で非公開領域に移動した場合(引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなど)、そのカードはライフロスおよびRADカウンターの取り除きに利用される。切削とライフロスは一連の効果処理であり、間に優先権が発生しないからである。
参考
- Magic: The Gathering® – Fallout® Release Notes/[https://mtg-jp.com/img_sys/common/JP_MTGPIP_Release%20Notes_20240304.pdf マジック:ザ・ギャザリング――
『Fallout(フォールアウト)』リリースノート](Daily MTG 2024年2月27日 Eric Levine著)