堕落した司教、ジェレン/Jerren, Corrupted Bishop
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
堕落した司教、ジェレンが戦場に出るかあなたがコントロールしていてこれでもトークンでもない人間(Human)1体が死亡するたび、あなたは1点のライフを失い、白の1/1の人間クリーチャー・トークン1体を生成する。
(2):あなたがコントロールしている人間1体を対象とする。ターン終了時まで、それは絆魂を得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたのライフがちょうど13点である場合、あなたは(4)(黒)(黒)を支払ってもよい。そうしたなら、堕落した司教、ジェレンを変身させる。
Ormendahl, the Corrupter / 堕落者、オーメンダール
〔黒〕 伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル、絆魂
これでないクリーチャー1体を生け贄に捧げる:カード1枚を引く。
忌み数である13を起点に変身する両面カード。第1面は戦場に出るか他のトークンでない人間が死亡するたび人間・トークンを生成し、人間に絆魂を与える伝説の人間・クレリック。第2面は飛行、トランプル、絆魂を持ち他のクリーチャーをドローに変えるデーモン。
第1面
ライフを失うとはいえ、出た時点でとりあえず3マナで合計3/4となかなか。絆魂を与えられるため、失ったライフも早々に補填可能。
誘発型能力はトークンでない人間と指定されている以上、人間の部族デッキで使いたいが、イニストラード:真夜中の狩りにおいて人間は緑白の担当。タッチで入れるにせよ、デーモンへの変身は黒マナ2つが必要であり、ある程度安定したマナの供給が欲しくなる。幸い黒にも優秀な人間はいくらか存在しているので、3色デッキや、緑黒、黒白などの人間を軸にしたデッキにおいて主力、かつフィニッシャーも兼ねられるクリーチャーとして採用出来る。
ライフの調整は、トークンの生成や絆魂で行う。トークンが1/1と貧弱なのを逆に利用して、ライフの微調整に使うことができる。
第2面
不敬の皇子、オーメンダール/Ormendahl, Profane Princeと比べると変身タイミングが限定され相手のターンを跨がなければならなくなり、破壊不能も持たないためフィニッシャーとしての信頼性は低くなった。代わりに得たクリーチャーを他のコスト無しでドローに変換できる能力は強力無比であり、第1面の能力によって除去コントロール相手でもクリーチャー数は維持し易いためアドバンテージを得やすい。
トークン・デッキの切り札だったウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbeyとは異なり、オーソドックスなビートダウンデッキの戦線維持とフィニッシャーを賄えるカードとなっているが、変身条件のライフがちょうど13点だけならばまだしも、更に6マナ出せる状況を作り出すのはなかなか難しい。
- 変身能力は2つのif節ルールで記述されている。終了ステップの開始時にちょうど13点のライフでなければ、1つ目のif節は誘発せず、コストの支払いもできない。2つ目のif節は「コストを支払った場合」であるため、コスト支払い後にライフが13点でなくなっても解決は継続して変身する。
- 変身能力の解決中、(4)(黒)(黒)を支払うためのマナ能力の起動でライフが変動しても、解決は継続して変身できる。
関連カード
- 不敬の皇子、オーメンダール/Ormendahl, Profane Prince
- 堕落者、オーメンダール/Ormendahl, the Corrupter
ストーリー
ジェレン/Jerrenはイニストラード/Innistradのアヴァシン教会/The Church of Avacynに所属する人間/Humanの司教/Bishop。男性。教会を率いる月皇評議会/The Lunarch Councilの名目上の長だが、実は悪魔崇拝教団スカースダグ/The Skirsdagの長でもある。
オーメンダール/Ormendahlはイニストラードのデーモン/Demon。男性。ジェレンを利用し、グリセルブランド/Griselbrandに代わるスカースダグの信奉対象となった。
詳細はジェレン/Jerrenおよびオーメンダール/Ormendahlを参照。