無色マナ
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無色マナ/Colorless Manaとは、色のついていないマナのこと。
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[編集] 概要
マナ・シンボルは、図形は灰色の丸の中に菱型の記号「(◇)」で表し、略号は(C)で表される。
コストに無色マナ・シンボルが含まれる場合、それは無色マナでのみ支払うことができる。例えば(1)(◇)のマナ・コストを持つ次元の歪曲/Spatial Contortionは、不特定マナ1点(色マナでも無色マナでも支払える)と無色マナ1点(色マナでは支払えず、無色マナのみで支払える)がなければ唱えられない。
無色マナはマナのタイプの1つであるが、マナの色の1つではない。例えば極楽鳥/Birds of Paradiseなどの能力で「好きな色のマナ」を選ぶ場合、無色マナを選ぶことはできない。
ゲートウォッチの誓いではコストに無色マナを要求するカードが初めて登場し、それまで色マナの下位互換でしか無かった無色マナを生み出すマナ基盤に付加価値が付くようになった。また無色マナを生み出す基本土地である荒地/Wastesも登場した。モダンホライゾン3及びモダンホライゾン3統率者デッキでも無色マナをコストに使うカードが登場し、存在を盗むもの/Thief of Existenceのようにコストに色マナと無色マナの両方を必要とする多色ならぬ多マナのタイプカードも登場した。
- 表記が簡単なこと(および後述する旧表記では同じシンボルが用いられていたこと)から、俗に不特定マナのことを「無色マナ」と表現することもあるが、これは誤った表現なので注意。
- ゲートウォッチの誓い以前にも、North Starの起動型能力による代替コストが無色マナでしか支払えなかった時期がある。
[編集] 旧表記
戦乱のゼンディカー以前は、無色マナを生み出す効果において無色マナを表現する際、(1)や(2)など不特定マナと同じシンボルを使って表現されていた(時代によっては「無色マナ1点」のように文章で直接記された)が、ゲートウォッチの誓い発売に伴い現在のマナ・シンボルが用いられる事になった。
マナを生み出す効果で、生み出すマナが灰色の丸の中に数字や変数が書かれた形で表されている場合、生み出されたマナは無色マナである。
- 例:太陽の指輪/Sol Ringのルール文章は現在のオラクルでは「(T):(◇)(◇)を加える。」であるが、変更以前は「(T):あなたのマナ・プールに(2)を加える。」と表記されていた(カード画像)。
同様に、灰色の丸を使った表現がコストの中で使われている場合、それは不特定マナ・コストを表している。これは現在のルールや表記と同一で、「無色マナでしか支払えない」のではなく「どんな色のマナでも無色マナでも支払える」ことを表している。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 107 数とシンボル
- 107.4 マナ・シンボルとは、{W}{U}{B}{R}{G}{C}、{0}{1}{2}{3}{4}の類の数字シンボル、変数シンボル{X}、{W/U}{W/B}{U/B}{U/R}{B/R}{B/G}{R/G}{R/W}{G/W}{G/U}の混成シンボル、{2/W}{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}の単色混成シンボル、{W/P}{U/P}{B/P}{R/P}{G/P}のファイレクシア・マナ・シンボル、{W/U/P}{W/B/P}{U/B/P}{U/R/P}{B/R/P}{B/G/P}{R/G/P}{R/W/P}{G/W/P}{G/U/P}の混成ファイレクシア・マナ・シンボル、ならびに氷雪マナ・シンボル{S}の総称である。
- 107 数とシンボル