災厄の先触れ/Portent of Calamity
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濾過形式で手札を増やすX呪文のソーサリー。見る枚数はX枚、その中からカード・タイプ1種類につき1枚を手札に加え、残りは墓地に置かれる。
手札に加える前に追放領域を経由し、4枚以上を追放すれば1枚踏み倒すことも出来る。必然的に4種類以上のカード・タイプを採用している必要があるが、クリーチャー・エンチャントやアーティファクト・クリーチャーを多めに入れておけば外れの危険を減らせる。それらがテーマの一環であった神河:輝ける世界が入れ違いにローテーションしてしまい、スタンダードにおける選択肢が大きく減少しているのは惜しい。
選ばなかったカードも墓地に送られるので、回収やリアニメイトを始めとする墓地利用手段を併用しているのであれば支払ったマナが無駄にならなくなる。ブルームバロウの範囲ではスレッショルドの達成や給餌に消費するリソースとしての活用も可能。いずれにせよこれ自体は濾過によるハンド・アドバンテージの獲得と踏み倒しの域を出ない以上、活躍の是非は組み合わせるデッキ次第だろう。
ストーリー
メイブル/Mabel一行の帰還を祝うパーティーの中、ラル・ザレック/Ral Zarekへ語りかけたヘルガ/Helgaの両目が輝き、その口から言葉が漏れた。「暗中の王たちが帰還し、青の魔道士が終末をもたらすだろう」と[1]。
脚注
- ↑ Bloomburrow | Episode 5: Nightfall in Fountainport/第5話 噴水港の黄昏(Magic Story 2024年7月8日 Valerie Valdes著)