流城の貴族/Stromkirk Noble
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Stromkirk Noble / 流城の貴族 (赤)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 貴族(Noble)
流城の貴族は人間(Human)にはブロックされない。
流城の貴族がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
対戦相手に戦闘ダメージを与えると+1/+1カウンターを1個乗せる能力(スリス能力)を持つ1マナの吸血鬼。人間にはブロックされないという限定的な回避能力も持つ。
1ターン目に戦場に出すことができれば2ターン目の攻撃は比較的通りやすい。それ以外でも自身の回避能力や赤の得意な火力を利用して繰り返し攻撃を通すことで、1マナとしてはかなり優秀なクロックになる。一方で基本サイズは1/1に過ぎないため、中盤以降に引くとやや機能させづらいのが弱点。挙動としては炎歩スリス/Slith Firewalkerに近い。
イニストラード登場時のスタンダードではスライにおける1マナ域のアタッカーとして活躍した。環境のビートダウンが白の人間や秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsを多用する上、パーミッションも瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageをメインブロッカーに据えていたため、回避能力の活きる場面が少なくなかった。1ターン目のこれから2ターン目の嵐血の狂戦士/Stormblood Berserkerの狂喜を達成する流れは同デッキの黄金パターン。
ファウンデーションズ(Starter Collection)再録後のスタンダードでは、吸血鬼のタイプ的シナジーが薄く人間と相対する機会も少ないため、トーナメントシーンで目立った活躍はしていない。今後のメタゲームの変化に期待と言ったところか。
- イラストの顔がインパクトのある1枚。
- 飛行を持たない吸血鬼でありながら、プロテクション(吸血鬼)を持つ真夜中の決闘者/Midnight Duelistと精鋭の審問官/Elite Inquisitorをすり抜けて攻撃できる(これらが人間であるため)。
- 2019年9月のオラクル変更で貴族のクリーチャー・タイプを獲得した。
[編集] 参考
- ストロムカーク/Stromkirk(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:イニストラード - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)