Aeolipile
提供:MTG Wiki
Aeolipile (2)
アーティファクト
アーティファクト
(1),(T),Aeolipileを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。Aeolipileはそれに2点のダメージを与える。
マジック初期としては割と貴重だった無色のダメージソース。ショック/Shockの効果が発生する。
フォールン・エンパイアが使えた当時はプロテクションを持つ騎士を多数投入した白/黒のウィニーが横行していた時代。無色ダメージなのでそういう騎士たちを焼くのに適していたこと、それなりに安価でかつ色マナを一切必要としないことなど、使い勝手がよかったため、様々なデッキで活躍をしていた。
- "aeolipile"とは「アイオロスの球」とも訳される、蒸気タービンの原形といわれる玩具。アレクサンドリアのヘロンが紀元前2世紀に作ったとされる。
- アーティファクトの2点火力としては、後にテンペストで呪われた巻物/Cursed Scrollというとんでもないカードが登場する。こちらもAeolipileと同じく対プロテクションクリーチャーの最終兵器として環境を大きく変化させて行く。
関連カード
- サイクル中、これは稲妻/Lightning Boltの小型版としてデザインされている。
- 後の呪文爆弾の1つ、黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbombが改良版にあたる。起動コストに赤マナが必要なのでどんなデッキにも入るカードではなくなったが、「アーティファクト版使い捨て火力」という本家のお株をあっさり奪ってしまった。
- ローウィンで作られたツキノテブクロのエキス/Moonglove Extractは、純粋な後継と言える。設置にコストがかかる分、起動に一切マナがかからなくなった。
サイクル
フォールン・エンパイアのマナ・コスト2、起動コスト1の使い捨てアーティファクトサイクル。ブーンズの小型版のような効果で、2つ分の何かを発生させる。