堕落/Corrupt

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黒お得意のドレイン系呪文。沼/Swampが10枚くらい並べばそれだけでプレイヤーのライフを一気に吸収することも可能。

沼の数を参照するため、後半なら比較的少ないマナからの大打撃が狙える。反面、暗黒の儀式/Dark Ritualや陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersでマナ加速しても威力強化は望めない。当然黒単色デッキでの使用が一般的だろうが、デュアルランドや土地サーチを絡めれば多色化も不可能ではないか。

基本的にプレイヤーを対象として撃つことが多い。リミテッドでは貴重な除去であるが、構築で除去として使用するには重過ぎる上に威力がありすぎてオーバーキル気味だろう。

ミラーリ/Mirariと相性が良く、オデッセイ以降の黒コントロールではフィニッシャーにもなった。

• 仮に何らかの方法でこれの対象を自分に変更されそのダメージが自分のライフを上回っていても敗北しない。状況起因処理をチェックする際には、通常自分のライフは元に戻っているため。
• ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothとの相性が良い。土地がすべて沼になるため、土地の数だけライフを吸収できる。シャドウムーアにおいて再び堕落が再録された。
• 時のらせんで、リメイク版となる堕落の触手/Tendrils of Corruptionが作られた。こちらはクリーチャー限定でフィニッシャーとしての機能はなくなったが、2マナも軽いうえにインスタントになったので除去性能は上がっている。さらに、軽減されてもライフの回復量に変化がない点も意外と馬鹿にできない。

関連カード

サイクル

シャドウムーアの特定の基本土地タイプの数を参照するカードのサイクル。そのうち、発想の流れ/Flow of Ideasと堕落/Corruptは過去のエキスパンションからの再録。

• 鎧をまとった上昇/Armored Ascension
• 発想の流れ/Flow of Ideas
• 堕落/Corrupt
• 石の顎/Jaws of Stone
• 夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack

参考

• カード個別評価：シャドウムーア - アンコモン
• カード個別評価：ウルザズ・サーガ - コモン
• カード個別評価：基本セット2011 - アンコモン
• カード個別評価：第７版 - コモン