エルフ
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エルフ/Elfは、緑を代表するクリーチャー・タイプの1つ。森に住まう人間によく似た種族で、自然との共生を重んじる。『指輪物語』を始めとした多くのファンタジー作品において馴染み深い存在である。絵では人間に比べて細長い耳が特徴的。
クリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
ウッド・エルフが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、そのカードを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
1/1ほぼ全てのエルフは緑か、緑を含む多色であり、マナ能力や土地を出す能力を持つものが多い(マナ能力を持つものは、最近はドルイドでもあることが多い)。パワー・タフネスは全体的に低めで、3/3以上のものは1割にも満たない。これらの性質から、戦力としてではなく、デッキを安定して動かすためのサポート役として使われることが多い。
ロードはインベイジョンで登場し第10版まで基本セットに収録されていたエルフのチャンピオン/Elvish Champion、ローウィンの傲慢な完全者/Imperious Perfect、基本セット2010で登場したエルフの大ドルイド/Elvish Archdruid、ワールドウェイクのジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller、ミラディンの傷跡の背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader、P/Tへの修正はないが葉の王エラダムリー/Eladamri, Lord of Leavesと豊富。
また、エルフを支援するプレインズウォーカーとしてニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneがいる。彼女も設定上エルフである。
ストーリーでは結構重要な役割を担うことも多いが、伝説のクリーチャーの数はそれほど多くない(ミラディンの傷跡までで16体)。伝説の存在が山盛りの神河ブロックにエルフ達が出てこない、ということがその主な要因の1つである。
- マスクス・ブロックやオデッセイ・ブロック、神河ブロックといった具合に、時代によっては一気に数が減るサブタイプでもある。
- 昔はカードによってクリーチャー・タイプが「Elf」と「Elves」の2種類あった。これは単数形と複数形の違いであり、当時のルールにより同じクリーチャー・タイプであるとして扱われていた。
- オンスロート・ブロックでは緑の主要種族となり、有用なカードが多数登場。トーナメントでも活躍した。
- ローウィン・ブロックでは黒と緑の部族として登場。美を第一とし、醜い生き物を迫害する悪役として登場する。
- エルフ・トークンを出すカードは永らく存在しなかったが、未来予知でラノワールの助言者/Llanowar Mentorが登場したほか、ローウィン・ブロックにもエルフ・トークンを出すカードが多く存在する。
- Magic Online VanguardではElvish Champion Avatarがエルフ・トークンを出す。