倦怠の宝珠/Torpor Orb

提供:MTG Wiki

2011年6月7日 (火) 10:39時点における220.111.65.26 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索


クリーチャー戦場に出ることが誘発条件能力を封じるアーティファクト戦場に出るクリーチャー自身が持つCIP能力はもちろん、他のクリーチャーが出ることで誘発する能力も封じられる。

これひとつで、戦隊の鷹/Squadron Hawk等のCIP能力ありきのクリーチャーを大きく弱体化させることができる。CIP能力持ちはコスト・パフォーマンスに優れるカードが多いが、それはあくまでCIP能力まで含めた評価であって、能力抜きのサイズなどだけを見れば効率がよくないカードが多いため、非常に効果的に働く。しかしCIP能力以外にも強力な能力を持つカードは抑えきれないことが多く、特に原始のタイタン/Primeval Titan等のタイタン・サイクルに対しては、攻撃時に誘発する能力を止められないため完全な対策にはなりきれないのが惜しいところ。

さらに、クリーチャーを主要パーツとした各種コンボデッキ対策にもなりえる。ソプターコンボパンデバーストアルーレンなどなど、これ1枚で機能不全に陥るデッキは多数存在する。それ以外にも、レガシーゴブリンデッキなど、目立たないがCIP能力持ちクリーチャーへの依存度が高いデッキは多々あり、とりあえず採用しても意外と腐らなかったりする。

また、ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought等のペナルティ能力を踏み倒す使い方も考えられる。スタイフルノートのようなデッキに採用する価値はあるだろう。ただし、エターナル環境ならともかく、カードプールが狭いブロック構築スタンダードではこれが引けなかったり割られたりしたときのことも考えて、あくまでデッキのサブギミックに留めるべきである。

参考

MOBILE