サブタイプ
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サブタイプ/Subtypeは、オブジェクトがカード・タイプの他に持つ副次的な特性。
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解説
オブジェクト(カード)は、タイプ行の長いダッシュ(―)以降に書かれているサブタイプを持つ。
サブタイプは基本的に一単語であり、それぞれの単語は別々のサブタイプである(日本語版では、それぞれのサブタイプの間に中黒(・)が入っている)。
- ただし、次元のサブタイプは二単語以上の場合もありうる。また、かつて英語版で「Assembly Worker」などのように二単語で表されていたサブタイプは、現在は「Assembly-Worker」のようにハイフン(-)で繋がれている。
1つのオブジェクトが複数のサブタイプを持っていてもよいし、サブタイプをまったく持たなくてもよい。また、複数のカード・タイプに対するサブタイプを持つこともありえる。
アーティファクト、エンチャント、土地、プレインズウォーカー、次元には固有のサブタイプ群が存在し、それぞれ「アーティファクト・タイプ」「エンチャント・タイプ」「土地タイプ」「プレインズウォーカー・タイプ」「次元タイプ」と呼ぶ。クリーチャーと部族は共通のサブタイプ群を持ち、総称して「クリーチャー・タイプ」と呼ぶ。インスタントとソーサリーは共通のサブタイプ群を持ち、総称して「呪文タイプ」と呼ぶ。ヴァンガードと計略にサブタイプは存在しない。
カード・タイプが失われた場合、それに対応するサブタイプは、そのサブタイプに対応する別のカード・タイプが残っているのでないかぎり失われる。しかし、逆にサブタイプが変化しても、カード・タイプに影響はない。
複数のカード・タイプを持つオブジェクトがサブタイプを持つ場合、そのサブタイプはカード・タイプのうちいずれか適切なものに対応させられる。どのカード・タイプと対応させるのが適切であるかは、総合ルールにある各タイプに対応するサブタイプの一覧を見れば分かる。
- 例:土地・クリーチャーであるドライアドの東屋/Dryad Arborは、「森」と「ドライアド」のサブタイプを持つ。「森」は土地に対応する土地タイプであり、「ドライアド」はクリーチャーに対応するクリーチャー・タイプである。
- 例:部族エンチャントである静寂の捕縛/Bound in Silenceは、「レベル」と「オーラ」のサブタイプを持つ。「レベル」は部族に対応するクリーチャー・タイプであり、「オーラ」はエンチャントに対応するエンチャント・タイプである。
現在、総合ルール上で特別な意味を持つサブタイプは、オーラ・装備品・城砦と各基本土地タイプだけである。過去においてはレジェンドと壁には意味があったが、現在ではそうではなくなっている。祭殿や秘儀などにも意味がありそうに見えるが、ルール上特別な意味はない。単にそれを参照する呪文や能力がたくさんあるだけである。
サブタイプ一覧
- クリーチャー・タイプ(Creature Type) → クリーチャー・タイプ解説
- 土地タイプ(Land Type)
- 呪文タイプ(Spell Type)
- アーティファクト・タイプ(Artifact Type)
- エンチャント・タイプ(Enchantment Type)
- プレインズウォーカー・タイプ(Planeswalker Type)
- 次元タイプ(Planar Type)