Nameless Race
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黒の白対策カード。トランプル持ちでかつ大型になれる可能性があるので、条件さえ揃えばかなり強いクリーチャー。ライフを支払うくらいのハンデは、黒なら覚悟の上だろう。
問題は、支払えるライフ(すなわちこれの最大サイズ)が、対戦相手がコントロールしている白のカードとその墓地にある白のカードの枚数に制限されること。対戦相手が大量に白のカードを使っていない限り、これはまったく大きくなれない。そういう意味で、白単色デッキ相手ならともかく、タッチレベルで白を使っているデッキには何の役にもたたない。
白単デッキ相手でも、マナやライフの消費量から考えると5/5以上の性能が得られなければ戦場に出す意味は小さいため、使えるのは中盤以降になるだろう。
- 荒廃の下僕/Minion of the Wastesがこの後輩にあたる。
- 2007年9月の改訂に伴って、その名前「名も無き種族」が示す通り、クリーチャー・タイプをひとつも持たなくなった。改訂によってサブタイプを全て失うという逆行的な処置を受けたのはこれだけで、その雰囲気もうまく表れている。
- クリーチャー・タイプを持たない唯一のクリーチャー・カードである(アーティファクト・クリーチャーも含む)。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第14位(Braingeyser)
- カード個別評価:ザ・ダーク - アンコモン1