派手な投光/Glaring Spotlight
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Glaring Spotlight / 派手な投光 (1)
アーティファクト
アーティファクト
あなたの対戦相手がコントロールする呪禁を持つクリーチャーは、それが呪禁を持っていないかのように、あなたがコントロールする呪文や能力の対象になる。
(3),派手な投光を生け贄に捧げる:あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで呪禁を得るとともに、それはこのターン、ブロックされない。
スポットライトで対戦相手のクリーチャーを照らして呪禁を無効にし、割る(生け贄に捧げる)ことで逆に暗闇の中にこちらのクリーチャーを隠すフレーバーのほぞのアーティファクト。
特定の能力に対する対策カードの一種だが、2番目の能力のおかげで呪禁持ちが存在しなかったり、2枚目を引いたりしても完全に腐らないなど、この手のカードにありがちな弱点が払拭されている。効果もなかなか強力で、単体除去への対策、膠着を打破するエンドカードと、その用途は広い。
とはいえ2番目の能力の起動までに計4マナかかることを考えると、そのためだけに採用するかは微妙なところ。やはり呪禁対策としても活かしたいところであり、採用はメタゲームの読み次第か。登場時のスタンダードでは、白青型で投入される事が多い聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftへの対抗手段の一つとして採用できるかもしれない。他の環境でも呪禁クリーチャーが幅を効かせるなら、サイドボード要員として採用の余地はある。
リミテッドでは2番目の能力だけで採用の価値がある。呪禁を持つ上にブロックされないので、能力が通ったのを確認したあとは安定してこちらの攻撃を全て通す事が可能。ただしフルアタックを逆手にとって濃霧/Fogや霊気化/AEtherizeでしのがれると、逆に敗北へ一気に近づくので注意。
- 被覆に対しては何もしない。また、対戦相手自身が持つ呪禁にも効果がないので注意。
- 1番目の能力は単に呪禁を失わせる能力ではなく、呪禁を持っていないかのように対象を選択することを許可する能力である。そのため、ディミーア家の恐怖/Horror of the Dimやシミックの魔除け/Simic Charmなど、この効果の適用後に与えられた呪禁も無効化できる。
- 2番目の能力を解決したとき、呪禁を得られるのは解決時にあなたがコントロールしていたクリーチャーのみだが、ブロックされない効果はゲームのルールを変更する効果なので、解決後にあなたのコントロール下に加わったクリーチャーもこのターンはブロックされない。