強欲の護符/Avarice Amulet
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともに警戒と「あなたのアップキープの開始時に、カードを1枚引く。」を持つ。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは強欲の護符のコントロールを得る。
装備(2)((2):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
装備しているクリーチャーを自分だけに効く吠えたける鉱山/Howling Mineにしてくれた上でパワー修整と警戒まで与えてくれる装備品・アーティファクト。ただしこれだけの物を与える代償として、装備しているクリーチャーが死亡した時に対戦相手に奪われてしまう。
クリーチャーさえ切らさなければ毎ターンカード・アドバンテージが手に入るというのは垂涎モノ。警戒までつけてくれるので、ある程度除去耐性のあるクリーチャーにつけてやることで戦場を制圧し手札も潤沢にしてくれるという強烈なクリーチャーができあがる。
痛いのはやはりクリーチャーが死亡した時のデメリットだろう。クリーチャーの数の少ないコントロールデッキ相手ならば利用されづらいが、それはつまり奪い返す機会も無いということであり、奪い返せなければ除去カード一枚で1:2の交換をされたも同然である。もちろん対戦相手がクリーチャーを使用していれば有効活用されてしまう。奪われた時に奪い返す手段を用意しておくか、そもそも奪われないようなクリーチャーを主体にしたデッキ構築などが求められる。
- クリーチャーが死亡しなければコントロールの移動は行われないので、安らかなる眠り/Rest in Peaceなどで死亡を追放に置換してやればデメリットはなくなる。また死亡時の誘発型能力は対戦相手を対象としているので、対戦相手が神々の神盾/Aegis of the Godsなどをコントロールしていて対象に取ることができなければこれまたデメリットは消えてなくなるので友情コンボ成立となる。
開発秘話
外部のゲーム・デザイナーを招いて作成された、「外部デザイナー・カード」の1枚。担当したのは、PAXことPenny Arcade Expoを主催するPenny Arcade所属のクリエイター、Mike Krahulik]とJerry Holkins(参考/翻訳)。
「殺されるたびに忠誠を入れ替える裏切りのカードで、今の所有者を何か強化するようなもの」というイメージの下で作られた。当初はアーティファクト・クリーチャーであったが、「プレイヤーがクリーチャーの死骸から取り出すような、プレイヤー同士で奪い合いが起こるようなもの」というアイデアから現在のような形になった。