欠片の双子/Splinter Twin
提供:MTG Wiki
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):それが速攻を持つことを除き、このクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。」を持つ。
鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerのような、クリーチャーのコピー・トークンを作り出す起動型能力を持たせるオーラ。あちらとは「自身のみコピーできる」「伝説のクリーチャーもコピー可能」「終了ステップの開始時に生け贄に捧げるのではなく追放する」の3点で異なる。
作成したコピー・トークンは単純に攻撃に使ってもよいが、それよりもキキジキのように応用範囲が非常に広い点を活かしたい。キキジキの場合はキキジキアラームという無限トークンコンボに利用されたが、こちらも無限トークンコンボに利用され、欠片の双子というデッキが登場した。スタンダードで地雷デッキとして登場して一定の成果を残し、その後モダンでは主流デッキとして活躍している。
また、187クリーチャーや、コストに自身の生け贄を含む能力を持ったクリーチャーにつけるのも有効で、毎ターン能力を使い回せる。前者の例としては、もやの蛙/Haze Frogにつけて簡易ロックを作ったり、落とし子・トークンを連れてくるクリーチャーにつけて戦場を落とし子だらけにしたり、同時期に存在した同盟者デッキでカズールの大将軍/Kazuul Warlordにつけて+1/+1カウンターを量産したり。後者は吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmageなどが挙げられる。
その他にも相性のよいカードは多い。いずれにしても、エンチャントしたクリーチャーを除去から守りつつ、息の長い運用を心がけたい。
2016年1月22日より、欠片の双子デッキが環境の多様性を損なうほどに強いデッキであるとされ、モダンで禁止カードに指定された(参考)。