サイクル

提供:MTG Wiki

2017年7月21日 (金) 23:45時点における1.36.71.203 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

サイクル(Cycle)は、

  1. 1つのコンセプトに基づいて作られたカード群のこと。本項で解説する。
  2. エキスパンション・ブロックの過去の呼称。ブロック (総称)を参照。
  3. 2018-19シーズン以降のプロプレイヤーズ・クラブのポイント集計及び特典獲得の期間の基準(プロツアー直後から次プロツアーまでの期間=1サイクル)。

現在では「サイクル」といった場合、もっぱら1を指す。

カード群


Healing Salve / 治癒の軟膏 (白)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、3点のライフを得る。
・クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを3点軽減する。



Ancestral Recall (青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚引く。



Dark Ritual / 暗黒の儀式 (黒)
インスタント

(黒)(黒)(黒)を加える。



Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。



Giant Growth / 巨大化 (緑)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。


サイクル(Cycle)は、1つのコンセプトに基づいて作られたカード群のことである。用語としては比較的近年になって定義されたものだが、その概念はリミテッド・エディションの頃から存在していた(Moxブーンズなど)。

サイクルをなすカードの多くは同じエキスパンションに収録されていて、そのカード名能力フレイバー・テキストなどに関連性や対称性を持つ。最も多い組み合わせは同じレアリティに各色1枚ずつ作られるもので、他にも、ある1つの色の中の各レアリティにつくられるもの(上位種垂直サイクル)や、ストーリー上の各勢力にそれぞれ作られるもの、対になっている2枚だけのサイクルもある。

そのほか、複数のエキスパンションに渡る「メガサイクル/Mega Cycle」(エイトグサイクルなど)、さらに複数ブロックに1枚ずつ存在する「メガ・メガサイクル/Mega-Mega Cycle」(テフェリーの島/Teferi's Isleケルドの死滅都市/Keldon Necropolisなど)も存在する。

コンセプトが同一なだけで、カードパワーは大きなばらつきがあることが常である。極端過ぎる例ならAncestral Recall治癒の軟膏/Healing Salveなど。数値を参照するサイクルでは、たいていライフ回復に回って弱く、クリーチャーオーラのサイクルだと、トランプル関係になって弱いことが多いとされることもある。またどちらもクリーチャーの質がいい色なので、クリーチャーのサイクルでマナレシオが統一されている場合、やや割を食っている感がある。

具体的なサイクルのそれぞれについてはサイクル一覧を参照のこと。

参考

MOBILE