シェイド
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シェイド/Shadeは、クリーチャー・タイプの1つ。「陰に潜む亡霊」のようなイメージ。
初出はリミテッド・エディションの凍てつく影/Frozen Shade。ダークリング・ストーカー/Darkling Stalkerと地下牢の影/Dungeon Shadeは印刷された当初はスピリットだったが、1999年5月のオラクル更新でダークリング・ストーカーがシェイドに変更された。その後クリーチャー・タイプ大再編で両者はシェイド・スピリットに変更されたほか、イーサンの影/Ihsan's Shadeもシェイドになった。第6版~第9版までの空白の期間はあるものの基本セットの常連であったが、それ以降の新規カードはギルド門侵犯の門道の影/Gateway Shade 、スタンダードでの収録は基本セット2015のゾフの影/Zof Shade、ドミナリアの戦慄の影/Dread Shadeなど数少ない。
基本的に黒かそれを含む多色のみに存在するが、平行世界をテーマとする次元の混乱のタイムシフトでは白いシェイドであるトロウケアの影/Shade of Trokairが登場した。
イーサンの影を除くすべてのシェイドは、マナ(多くの場合黒マナ)を支払うことで自身のP/T両方を同時にパンプアップする能力を持つ。これにちなみ、この手のパンプアップ能力を「シェイド能力」と表現することもある。シェイドが登場しなくなってからも泥這い/Sludge Crawlerや増強自動機械/Augmenting Automatonなど、シェイド能力は黒の色の役割として生き残っている。
伝説のシェイドはイーサンの影のみ。
- シェイドに変化させるカードに影の息/Shade's Breathがある。深夜の誓約/Midnight Covenantなど、シェイド能力を付加するオーラも少数作られている。
- ほとんどのシェイドがシングルシンボルであるが、パンプアップを利用するなら大量の黒マナが必要となるので、シングルシンボルであるメリットがあまりない。
- 同じく影を表すシャドーとの違いについてはシャドーを参照。