ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapult
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アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
(T):飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。ぶどう弾カタパルトはそれに1点のダメージを与える。
2/3対空射撃力を持ったアーティファクト・クリーチャー。基本能力は2/3で無色アーティファクト・クリーチャーとしては無難だが、標準からみるとやはり弱め。対空射撃もしょせんは1ダメージ。
黒騎士/Black Knightを止めながら吸血コウモリ/Vampire Batsや卑屈な幽霊/Skulking Ghostを撃墜できるため、黒ウィニー対策として、まれにサイドボードに投入されていた。
- なお、「ぶどう弾」といっても果物のぶどうを撃つわけではない。この場合のぶどう弾とは「袋などに小さな鉄球を詰めた」、いわゆる散弾のような効果を持った砲弾のこと。もちろんその袋の様子をぶどうの房に見立てている。
- ぶどう弾はのちにカード化されている(→ぶどう弾/Grapeshot)。
ストーリー
ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapultは女性考古学者トカシア/Tocasiaの発明品(イラスト)。
小説The Brothers' Warでは、近隣のカー峠/Kher Ridgesから飛来するロックに対する武器で、トカシアの発掘キャンプの守りのかなめとなっていた(コミックAntiquities War#1では実際にロックを撃退する描写がある)。トカシアは、スラン/Thranの発掘品を研究して設計したものだがオニュレット/Onuletより程度は低い、と評価する。
フレイバー・テキストによれば、後にウルザ/Urza・ミシュラ/Mishraの双方で使用されたとされる。
最新の研究によれば、これらはウルザとミシュラの師匠に当たるトカシアの手になる発明で、兄弟の双方ともが使役したという。
45AR頃、テリシア市/Terisia Cityの攻城戦では、ファラジ帝国/Fallaji Empireへの攻撃に対する対空防御としてバリスタや弓兵とともにぶどう弾カタパルトが用いられ、飛行型ドラゴン・エンジン/Dragon Engineの接近を許さなかった。
第7版に再録された際は、東西南北の聖騎士を有するどこかの王国関係のカタパルトとして描写されている。他の第7版に再録されたカードと同様に新しいイラストが与えられた。またフレイバー・テキストも新しいものとなる。
南の聖騎士は、空飛ぶ害獣に上へ向かって振る雷雨の恐ろしさを教えた。