ドラゴン・エンジン/Dragon Engine
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Dragon Engine / ドラゴン・エンジン (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
(2):ドラゴン・エンジンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
1/3兄弟戦争の主力兵器にしてはかなりおとなしい性能のカード。
第4版あたりのリミテッドでは、比較的軽めのアーティファクト・クリーチャーで不特定マナによるパンプアップ能力付きということもあり、なかなかの強さを発揮した。Masters Editionではコモンなので、よく見かけることになる。
古いマジックでは、麻痺/Paralyzeした草原のドルイド僧/Ley Druidが繁茂/Wild Growthの4枚ついた土地をアップキープ中に何度もアンタップして、それによって生じたマナを、ドワーフ戦士団/Dwarven Warriorsによってブロックされなくなったドラゴン・エンジンに注ぎ込んで勝利するコンボがあった。古いマジックにはインスタント・タイミングで使用できるX呪文がなかったため、ドラゴン・エンジンが使われたのである。解呪/Disenchantで労力が無駄になるのはご愛嬌。
- 名前に「ドラゴン/Dragon」がはいっているが、クリーチャー・タイプはドラゴンではなく構築物。たしかに飛行もなくサイズも小さいので仕方ないところ。
- Engineは古い言い回しで「(古代の)兵器」という意味。広く「道具」という意味もある。
参考
- カード個別評価:アンティキティー - コモン4
- カード個別評価:リバイズド - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:第5版 - レア
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:Masters Edition - コモン
ストーリー
ドラゴン・エンジン/Dragon Engineは、古代スラン/Thranのアーティファクトで、ドラゴンのような機械生物。実際はファイレクシア/Phyrexiaに生息するアーティファクト・クリーチャーである。
非常に巨大で、ミシュラ/Mishraはこれを複製し、兄弟戦争に投入した。そのうちの1体は、ウルザ/Urzaの手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。それがレイモス/Ramos(統合者)と呼ばれるドラゴンエンジンであり、その次元こそがメルカディア/Mercadiaである。