麻痺/Paralyze
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Paralyze / 麻痺 (黒)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
麻痺が戦場に出たとき、エンチャントされているクリーチャーをタップする。
エンチャントされているクリーチャーは、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
エンチャントされているクリーチャーは「あなたのアップキープの開始時に、あなたは(4)を支払ってもよい。そうした場合、このクリーチャーをアンタップする。」を持つ。
黒の優秀クリーチャー除去オーラ。最古のアンタップ制限オーラであり、今となっては珍しい黒の擬似除去である。
中盤過ぎには除去として確実性を失うものの、アンタップのコストが4マナと重いため、それでも大きくテンポを殺ぐことができる。また、冬の宝珠/Winter Orbと併用すれば、相手はアンタップに4マナも使うわけにはいかないため、より確実性の高い除去として機能する。
序盤が勝負となるウィニーにとっては、1マナと軽いため自身の展開を阻害せず、相手とテンポ面で大きな差をつけられるため有用だった。同様に、序盤を凌げば良いコントロールデッキにおいても、ウィニーへの対策として投入された。さらにA定食に対しても、剣を鍬に/Swords to Plowsharesや稲妻/Lightning Boltと並び強力な対策となった。
黒にしては珍しいアンタップ能力が注目され、黒色の強いリアニメイトデッキにて、サルディアの巨像/Colossus of Sardiaのアンタップ手段として賦活/Instill Energy代わりに使われていた時期もある。
- 第5版以前のルール文章では「本来の(アンタップ・)コストに加えて(4)を支払う」と累積されるようになっており、サルディアの巨像につけた場合は13マナ支払う必要があった。2000年2月頃のオラクル更新で「アップキープに(4)を支払うことでアンタップ」と変更され、4マナ支払うだけでアンタップできるようになった。
- 第6版より前のルールではアップキープ中にいくらでもアンタップできたので、草原のドルイド僧/Ley Druidにつけることで無限マナを出すことが可能だった。
- 第4版までのイラストはGuardian Angelのイラストと繋がっている。
- アイスエイジではこれに似た効果を付与してくるDread Wightが登場した。
- このカードの存在を根拠に、次元の混乱では黒に「クリーチャーをタップする」能力が割り振られている[1]。
[編集] 参考
- ↑ The Great Mix-Up, Part II(Making Magic 2007年2月5日 Mark Rosewater著)