知恵の目、ゼンドスプルト/Zndrsplt, Eye of Wisdom

提供:MTG Wiki

2018年6月19日 (火) 04:37時点におけるY-Y (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Zndrsplt, Eye of Wisdom / 知恵の目、ゼンドスプルト (4)(青)
伝説のクリーチャー — ホムンクルス(Homunculus)

《混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos》との共闘(このクリーチャーが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「自分のライブラリーから《混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos》を自分の手札に加え、その後切り直す。」を選んでもよい。)
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコイン投げに負けるまでコイン投げをする。
プレイヤーがコイン投げに勝つたび、カードを1枚引く。

1/4

混沌の目、オカウン/Okaun, Eye of Chaos共闘する伝説のホムンクルス。自分の戦闘開始時コイン投げを行い、コイン投げに勝つたびにドローできる二種類の誘発型能力を持つ。

単体でも期待値的には毎ターン1枚ほどドローできる計算であり、運が良ければ、或いは他のコイン投げも含めれば圧倒的なカード・アドバンテージを稼ぎうる。互いにコイン投げの機会を増やしてくれるシナジーを持った共闘相手の混沌の目、オカウンを自力でサーチしてこられるので、あちらに攻撃を任せてこちらはカード・アドバンテージを稼ぐブロッカーとしての運用が主になるだろう。

欠点はやはり獲得できるアドバンテージ量が運任せで不安定なこと、更になので仕方ないとはいえ5マナ1/4とマナレシオも劣悪なことが挙げられる。後者はシステムクリーチャーとして見ればむしろタフネスの高さが嬉しいぐらいなので別段問題ではないが、やはり不確定性は大いにネック。能力の性質上(後述のルール項参照)、極々僅かな可能性ながら自らの能力でライブラリーアウトしてしまう可能性もある。純粋なアドバンテージエンジンというよりは、熱狂のイフリート/Frenetic Efreetなどと組んで大量ドローを狙うコンボ的な運用が適しているだろうか。逆にもし相手が熱狂のイフリートをコントロールしているなら強制的にライブラリーアウトさせられてしまう友情コンボにもなる。

リミテッドでは不確定であっても継続的にカード・アドバンテージを稼げる能力は貴重。混沌の目、オカウンと協力することであちらの打点を引き上げる役目もこなせる。エターナルでは流石に重さもあって採用は難しいが、統率者戦では統率者に指定しつつ、先述のコンボを仕込むなどして運用するのも面白い。

  • 初の伝説のホムンクルスである。

ルール

  • 誘発条件は「コイン投げで表が出るたび」ではなく「コイン投げに勝つたび」である。
    • コインを投げ、表か裏かを宣言し、宣言が結果と一致した場合「勝ち」となる。慣れていないと勘違いやトラブルを生む原因となるため、互いによく確認した上で処理を行いたい。手順についてはコイン投げの項も参照。
    • 勝敗を参照せず表裏の結果のみを参照するコイン投げ(例:魔力激突/Mana Clash)ではこの能力は誘発しない。
  • 自分以外のプレイヤーがコイン投げに勝った際も能力が誘発する。
  • コイン投げをする能力と勝つたびカードを引く能力は別個の誘発型能力である。自身の能力でコイン投げをする場合、能力が解決した後に勝った回数に応じた数の能力がスタックに置かれる。
    • オカウンと共にある場合、一方のコイン投げの勝ち数の分だけカードを引いた後、もう一方のコイン投げ能力を解決することになる。
  • カードを引く能力は強制である。ルール上、コイン投げにわざと負けることはできないため、カードを引きすぎてしまう事態も発生する。

関連カード

サイクル

バトルボンドの「[カード名]との共闘」を持つレア伝説のクリーチャーサイクル。いずれも組み合わせは対抗色となっている。

ストーリー

ゼンドスプルト/Zndrspltケイレム/Kylemホムンクルス。女性。Martial magicの選手であり、サイクロプスオカウン/Okaunとコンビを組む。元はMartial magicの審判で、罰則に関する深い知識を競技に活かしている。

ケイレムのホムンクルスには口がなく、一般には手話が用いられるが、ゼンドスプルトはその最も有名な例外である。彼女はテレパシーによりオカウンを介して発話する[1]

  • 頭部には角の飾りを付けているが、これは片方の角が折れているオカウンと対になるようにしたものだろう(イラスト)。

脚注

  1. The World of Battlebond(Feature 2018年6月6日 Alison Luhrs著)

参考

MOBILE