鼓舞する指揮官/Inspiring Commander
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非公式/非実在カード
Inspiring Commander / 鼓舞する指揮官 (4)(白)(白)クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
他のパワーが2以下のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
1/4アーティスト:Antonio José Manzanedo
Magic: The Gathering Arenaオリジナルカード。チュートリアル5戦目からプレイヤーのデッキで使用できる。
6マナ1/4とかなり防御的な性能だが、白としてはコストの支払い無しに繰り返しドローが行える貴重なカード。引いてきた小型クリーチャーを次々と唱えることで怒涛のごとき展開を見せると共に、消耗したライフを大きく取り戻せる可能性がある。
チュートリアル5戦目ではニコル・ボーラスの猛攻に対し、ブロッカーとライフを供給しながら返報/Take Vengeanceやセラの天使/Serra Angelを引き込んで逆転の道を切り開いてくれるキーカードとなる。襲撃との対決/Confront the Assaultとのコンボも分かりやすく強力で、ライフ回復を好む初心者にとって魅力的なカードとなっている。
新規プレイヤー向けに配布される構築済みデッキに収録されており、BO1ルールの構築でも使用可能。アドバンテージの供給源となるカードが不足しているうちはそこそこ頼りになる。レオニンの戦導者/Leonin Warleaderとの組み合わせが強力だが、小型トークンを扱う墓地の一撃/Graveyard Bashのカードと混ぜ合わせて使ってみても面白いだろう。デッキコンセプトが合致するセレズニア・トークンとも相性が良く追加のアドバンテージ源として採用しても悪くない働きをしてくれる。とはいえカード資産が揃い対戦レートが上がってくると、徐々に6マナという遅さに対する決定力の無さが浮き彫りになってくる。このカードが役目を終えたときに晴れて新米プレインズウォーカー/Planeswalker卒業と言えるだろう。
採用するならば、軍勢の戦親分/Legion Warboss、レオニンの戦導者/Leonin Warleader、若葉のドライアド/Tendershoot Dryad、ボーラスの城塞/Bolas's Citadelなどといったマナを使用せずタイムラグ無しでクリーチャーを展開できるカードと組み合わせたい。ただし、マナカーブ通りに使うと神聖な訪問/Divine Visitationや光輝の勇者、ファートリ/Huatli, Radiant Championなどでも十分な場合が多いため、展開を早めるマナ・クリーチャーを多めに採用し、手札が枯渇しやすい構築にすることで真価を発揮する。
スタンダードにおいて死者の原野/Field of the Deadが登場し、このカードの弱点である6マナのマナレシオデッキにパワー2以下のクリーチャーとマナを割く必要がなくなり、土地を置くたびに死者の原野の数だけドローとライフゲインを行う強力なカードとなったが、あちらが禁止カードとなったことで3ヵ月あまりの短い期間の強化となった。