Rasputin Dreamweaver
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
Rasputin Dreamweaverはその上に夢(dream)カウンターが7個置かれた状態で戦場に出る。
Rasputin Dreamweaverから夢カウンターを1個取り除く:(◇)を加える。
Rasputin Dreamweaverから夢カウンターを1個取り除く:このターン、Rasputin Dreamweaverに与えられる次のダメージを1点軽減する。
あなたのアップキープの開始時に、Rasputin Dreamweaverがターンの開始時からアンタップ状態であった場合、その上に夢カウンターを1個置く。
Rasputin Dreamweaverは、その上に夢カウンターを8個以上置くことができない。
夢(Dream)カウンターという特有のカウンターを用いる伝説のクリーチャー。この「夢」を使って、これ自体の防御(ダメージ軽減)や無色マナ産出を行える。
これ自体のマナ・コストが6なのに対して、最初にある「夢」は7。しかもマナを出すのにタップは要らないので、この「夢」を一気にすべてマナにできる。つまり一種のマナ加速に使える(1マナ増えるだけ、かつ色マナはなくなってしまうが)。
ターン開始時にアンタップ状態であればアップキープごとに1つの「夢」を獲得できるので、融通がきく。毎ターン1マナ出したり、数ターン貯めて大きなマナを供給したり。特に、出したターンに「夢」を1つまでしか消費せずにその次のターンに全て使えば、元から使えるマナ基盤とあわせれば13以上のマナが期待できるので、爆発力として十分脅威といえる。ただ、タフネスがわずか1なので、次のターンまでどの程度カウンターを保持できるかが問題。
- 実際のカードの文章欄は、能力ごとの改行が飛ばされるほどの小さい文字であった。これらの能力はかつてのオラクルでは4つの能力に分けられ、「アップキープ時に夢カウンターを置く」効果と「8個以上のカウンターが置けない」効果は1つの能力となっていたが、2009年7月10日のオラクル更新で、「8個以上のカウンターが置けない」効果は1つの独立した常在型能力に変更された。
- 印刷時のテキストには「カウンターを7個置かれた状態で戦場に出る(Put seven Counters on Rasputin when brought in play.)」と書かれており、名前や種類を持たない単なる「カウンター」であった。
- 明滅効果のように「マナを使わずに何度も戦場に出す」ことで瞬時に爆発的なマナを生み出すことができる。また変位エルドラージ/Eldrazi Displacerがいればお手軽無限マナ。変位エルドラージが収録されたことで地味に高騰したカード。
- 屍賊の死のマント/Nim Deathmantleとクローン/Clone系のコピークリーチャー(もしくは2枚目)と合わせることで無限ループを組むことができ、無限マナを生成できる。
- Rasputin Dreamweaverと屍賊の死のマントを戦場に出す
- 夢カウンターをすべて取り除き、7マナを出す
- クローン系のクリーチャーでRasputin Dreamweaverをコピーする
- レジェンド・ルールによって既に戦場に出ていた方を墓地に置き、屍賊の死のマントの能力が誘発する。能力の解決前にコピーから夢カウンターをすべて取り除き、7マナを出す
- 屍賊の死のマントの能力に無色マナ4点を支払い、屍賊の死のマントがついた状態で戦場に戻す
- レジェンド・ルールによってコピーを墓地に置き、屍賊の死のマントの能力が誘発する。能力の解決前にRasputin Dreamweaverから夢カウンターをすべて取り除き、7マナを出す
- 屍賊の死のマントの能力に無色マナ4点を支払い、屍賊の死のマントがついた状態でコピーを戦場に戻し、Rasputin Dreamweaverをコピーする
- 以下、手順4〜7を繰り返すごとに3マナずつ増えていく
- 2007年9月サブタイプ変更で人間・ウィザードのクリーチャー・タイプを獲得した。
ストーリー
Rasputin Dreamweaver(夢の紡ぎ手ラスプーチン)は人間男性の魔術師(イラスト)。
氷河期到来せまりし暗黒時代の人物で、ゴブリン根絶に専念するKnights of Thorn(ソーン騎士団)を援助した。(→The Legends of Time Spiral参照)