セラの報復者/Serra Avenger
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自分の1〜3ターン目にはプレイできないという、非常に変わったプレイ制限の能力を持つ天使。
スペックだけを見れば、ダブルシンボルながらも2マナ3/3に飛行と警戒が付いているため、セラの天使/Serra Angelが一回り小さくなった様な印象を受ける。だいたい4マナクラスの性能であり、そのコスト・パフォーマンスは抜群に良いように見えるが、そもそも4マナ級のクリーチャーなのだから、それが4ターン目以降にしか召喚できない事は当然といえば当然である。ウィニーのような土地を切り詰めたデッキでは4ターン目に確実に土地を4つ置けるとは限らないためそういう意味でも4マナ相当のクリーチャーを確実に出すことができるのはありがたい。
ゲーム中盤でのテンポが非常に良く、余ったマナを有効に使えるデッキや、クロック・パーミッションのようにマナを残すことに意味のあるデッキと相性の良いカードと言える。
2マナ域が厚く、これよりも早く展開したい2マナクリーチャーが多い時のらせんブロック構築の白ウィニーや、墓地対策や装備品を優先的に展開するエターナルのエンジェル・ストンピィ系のデッキで活躍している。
- 2006年度都道府県選手権でベスト8賞としてCHAMPSプロモバージョンが配布された。
- あなたの第1〜3ターン目にプレイ出来ないだけなので、斥候の警告/Scout's Warningや魔の魅惑/Aluren等、何らかの効果によって対戦相手の1〜3ターン目にプレイすることは可能である。
- 何らかの効果によりあなたの第1〜3ターン目のいずれかが飛ばされたとしても、その飛ばされたターンも1ターンとしてカウントする。ターンは飛ばされたら「何もしない」だけであって、実際にターンを迎えている事には変わりないからである。
- 何らかの効果により、あなたの第2・第3ターン目よりも前に他のプレイヤーが追加ターンを得ても、これには何も影響しない。実際にあなたが何ターン実行したかのみを数える。
- セラ/Serraは元々"serrated"(鋸状の、ギザギザの)に由来し、セラの天使ではイラストでギザギザの剣が描かれるはずが行き違いでそうならなかったという経緯がある。これに端を発してか、今回はギザギザの剣が描かれている。