クイックントースト
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クイックントースト(Quicken Toast)は、シャドウムーア参入後のスタンダード初出の5色コントロールデッキ。ローウィン・シャドウムーア・ブロック構築にも存在する。
デッキ名はフランスに存在するコンビニエンスストアの名称から来ているといわれている。
概要
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速
到達
雲打ちが戦場に出たとき、これは飛行を持つ各クリーチャーと各プレイヤーにそれぞれ2点のダメージを与える。
想起(2)(緑)(緑)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)
インスタント
以下から2つを選ぶ。
・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・あなたの対戦相手がコントロールするすべてのクリーチャーをタップする。
・カードを1枚引く。
各色のパワーカードが採用されているのは他の5色デッキと同様だが、特に、雲打ち/Cloudthresherや謎めいた命令/Cryptic Commandのような色拘束の非常に強いカードも多く見られるのが特徴的。
鮮烈な小川/Vivid Creekなどの鮮烈ランドやフィルターランドといった大量の多色地形によってマナ基盤が構成されている。特に、シャドウムーアで再録された反射池/Reflecting Poolの存在が大きい。
ドローやカウンターなどの汎用的な呪文やマナ基盤の他は、メタの中心デッキへの対策カードが中心。
スタンダード(時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期)
ドローには入念な考慮/Careful Considerationや熟考漂い/Mulldrifterなどが採用される。メタカードが多い性質上、相手によっては腐るカードが出てくる可能性があるため、それらを捨てることできる入念な熟慮はこのデッキに適している。また、その場しのぎの人形/Makeshift Mannequinによって熟考漂いを再利用するシステムも搭載されている。
対フェアリーデッキ用に雲打ち、対ビートダウン用に台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finksなどが採用されている。前述のその場しのぎの人形との相性もよい。
基本土地を一切採用しないため、月の大魔術師/Magus of the Moonを出されると苦しい。炎渦竜巻/Firespoutでも対処可能だが、さらに殺戮の契約/Slaughter Pactを採用することで耐性を高めている。
プロツアーハリウッド08では、フランス勢の5人がこのデッキで参戦し、初日全勝のGuillaume Wafo-Tapaを含む4人が二日目に進出した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーハリウッド08 第13位(初日全勝)(参考)
- 使用者:Guillaume Wafo-Tapa
- フォーマット