焦熱団のユルロック/Yurlok of Scorch Thrash
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伝説のクリーチャー — トカゲ(Lizard) シャーマン(Shaman)
警戒
プレイヤーが未消費のマナを失うと、そのプレイヤーはそれに等しい点数のライフを失う。
(1),(T):各プレイヤーはそれぞれ(黒)(赤)(緑)を加える。
かつて存在したルール、マナ・バーンを復活させる伝説のヴィーアシーノ・シャーマン。
警戒とマナ能力+マナ・バーン能力の組み合わせにより、アタッカーとマナ・クリーチャーの二足のわらじを履きこなすことができる。
マナ能力で3色のマナが加えられるのは自分で使う分にはありがたいが、マナ・バーン能力を加味すると対戦相手も使いやすいのが考えどころ。相手のライフを削るなら戦闘終了ステップなどマナの使い道に困るタイミングに使うのが定石。エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard、ぶどう園の大魔術師/Magus of the Vineyard、幽体の照明灯/Spectral Searchlightなどを併用して古のマナ・バーン戦術を取ることもできるが、初期ライフが多い統率者戦ではやや悠長。メインとするならユルロックをアンタップできるループコンボで相手のマナ・プールを満たして一気に削り切るのが主となるだろう。統率者レジェンズでも威圧の杖/Staff of Dominationで2マナごとにループさせることができる。
ルール
- ライフの喪失はマナの喪失と同時に行われる。これはスタックを用いない。
- マナが失われることが地平石/Horizon Stoneなどで置換されるなら、ライフの喪失も発生しない。
- 戦場に複数のユルロックが存在しても、ライフの喪失は重複しない(Gathererのルール項)。
- ユルロックの効果でライフを失ったことによって能力が誘発した場合、その能力は次のステップの開始時に、ターン起因処理と状況起因処理の後にスタックに積まれる。
関連カード
サイクル
統率者レジェンズの3色の伝説のクリーチャーサイクル。稀少度はレア。
- アーボーグの暴君、ネビニラル/Nevinyrral, Urborg Tyrant(白青黒)
- 最後のイチイ、コルフェノール/Colfenor, the Last Yew(白黒緑)
- 粗暴な年代学者、オベカ/Obeka, Brute Chronologist(青黒赤)
- 岩山の声、ノストロ/Gnostro, Voice of the Crags(青赤白)
- 焦熱団のユルロック/Yurlok of Scorch Thrash(黒赤緑)
- ラグーンの神秘家、アーチェロス/Archelos, Lagoon Mystic(黒緑青)
- 真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heir(赤緑白)
- 秘儀の織り手、ゲン/Ghen, Arcanum Weaver(赤白黒)
- 映し光るもの、アマレス/Amareth, the Lustrous(緑白青)
- 混沌の花、アヴェルナ/Averna, the Chaos Bloom(緑青赤)
ストーリー
ユルロック/Yurlokは、アラーラ/Alaraのジャンド/Jundに住むヴィーアシーノ。男性(イラスト)。
ユルロックはヴィーアシーノの一団、焦熱団/Scorch Thrashを率いている。彼は全くもって恐れ知らずで、あえて危険な状況で獲物を狩る――溶岩流は、それを熟知している者には大きな地の利をもたらしてくれるのだ。もちろん、何体かのヴィーアシーノは溶岩に落下するかもしれないが、それは団が生き延びるための必要経費に過ぎない。衝合/Confluxの後、ユルロックは自分たちの狩り場が大幅に拡大したことに気づき、エスパー/Esperは溶岩に隣接したいくらかの改装ができるのではないかと考えている。
登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 1/『統率者レジェンズ』の伝説たち その1(Card Preview 2020年10月30日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)