シミックの空呑み/Simic Sky Swallower
提供:MTG Wiki
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
6/6根切りワーム/Rootbreaker Wurmが多色のレアになったらこうなった。7マナは重いが飛行、トランプル、被覆、サイズと、フィニッシャーに必要な要素を兼ね備えている。
ディセンション登場当時のスタンダードでは神河ブロックの伝説のドラゴン・スピリットたちに一方的に勝つサイズなうえに、トランプル持ちなので曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorのトークンも怖くない。相手にしてみれば出てしまったこれに対処するには全体除去くらいしか方法がなく、大きな存在感があった。
しかし時のらせんブロックが登場してからは、戦闘で一方的に負ける怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathや憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Furyなどの(再)登場により、かなり影が薄まってしまった。
回避能力2つとアンタッチャブルという、リアニメイトで多用されている夜のスピリット/Spirit of the Nightと板金鎧の金屑ワーム/Plated Slagwurmのそれぞれの利点を併せ持っているため、早い段階で釣るのもかなり有効。板金鎧の金屑ワームは一方通行であるが、飛行とトランプルの前では大きな問題ではないだろう。今までのリアニメイトでは回避能力と被覆の組み合わさったクリーチャーとして北の樹の木霊/Kodama of the North Treeがよく釣られていたが、今後はこれが取って代わるだろう。
今まで存在した剣を鍬に/Swords to Plowsharesが効かない飛行クリーチャーは総じて小さかったが、これはその常識を覆した。その点も踏まえ、特にエターナルでの活躍が期待される。
単体除去に優れる反面、全体除去が見劣りするラヴニカ・ブロック内でのフィニッシャー候補筆頭。→ターボ空呑み
- クリーチャー・タイプは、ハイリスクで有名なリバイアサン。しかしこいつはデメリット能力を持たず、過去の常識を覆す存在でもあった。
- フレイバー・テキストには、まさにその事について書かれている。シミック連合/The Simic Combineの手にかかれば、空を飲み込むもの/Sky Swallowerもこうなってしまうのだ。
我々は自然における種族の欠点を排除し、我々自身が設計した能力と入れ替えたのだ。
- シミック連合/The Simic Combineによる改造を受けているクリーチャーなのだが、ミュータントではない。その理由は、ミュータントの項目下部解説を参照。