刹那

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2009年1月11日 (日) 14:06時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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刹那/Split second
種別 常在型能力
登場セット 時のらせんブロック
CR CR:702.61

刹那/Split secondは、時のらせんブロックに登場したキーワード能力。スタック上にある間のみ機能する常在型能力である。


Sudden Death / 突然の死 (1)(黒)(黒)
インスタント

刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-4/-4の修整を受ける。


定義

刹那/Split secondは、「この呪文スタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文やマナ能力でない起動型能力プレイできない。」を意味する。

解説

刹那を持つ呪文がプレイされスタックに乗ると、乗っている間はすべてのプレイヤーが呪文や能力をプレイできなくなる。そのため、刹那を持つ呪文を対抗呪文/Counterspellなどで打ち消したり、クリーチャー巨大化/Giant Growthで救助したりはできない。

今までの打ち消されない呪文などのように「妨害を受け付けない」のではなく、「妨害を試みること自体ができない」というイメージである(厳密には妨害をする手段はある。下記参照)。

ルール

  • 呪文とマナ能力でない起動型能力のプレイを禁止するだけであって、マナ能力のプレイや、誘発型能力誘発は禁止されない。
    • 刹那を持つ呪文がスタックにある間に誘発した能力の中に「呪文をプレイさせる」効果が含まれていた場合、刹那によって呪文がプレイできないので、「不可能な行動」としてその部分は無視される。
  • 特別な行動も影響を受けない。例えば、刹那を持つ呪文がスタック上にあっても変異裏向きになっているパーマネントを表にできる。
  • あくまでプレイを禁止するだけであって、優先権を得なくなるわけではない。優先権に関する手順は通常通り行われる。
  • プレイを禁止するだけなので、既にプレイされてスタックに乗っている呪文や能力に対しては何もしない。
  • 基本的には、刹那を持つ呪文をスタックに乗せても、すでにスタックにある他の呪文や能力を守ることはできない。なぜなら、刹那を持つ呪文が解決されてスタックから離れてしまえば、また普通に呪文や能力がプレイできるようになるからである。解決後に改めてプレイすればよいわけである。
    • ただし、刹那を持つ呪文のあとでスタックに乗った誘発型能力や、それにより作られる呪文のコピーに対しては、(刹那を持つ呪文を打ち消すなどして先にスタックから取り除かない限り)プレイができなくなる。

その他

  • 刹那もSplit secondも「一瞬」という意味。この場合のsecondは「2番目」ではなく「秒」を意味する。
  • 刹那を持つカードの多くには、イラスト待機に描かれているものと同じような「境界」が描かれている。待機は「前後」の境界であるが、刹那のものは二次元的な境界である。
  • 刹那呪文をプレイする際は優先権の確認が重要。対戦相手が自分のクリーチャー呪文の解決後に、優先権をパスせず即座に岩石樹の祈り/Stonewood Invocationを使用した場合、あなたに割り込む余地は一切無い。相手に自分の優先権の放棄を確認するか、相手があなたの優先権を確認せずに別の行動に移った場合には巻き戻しを要求したい。
  • 刹那を利用したテクニックとして、深海のクラーケン/Deep-Sea Krakenとの例が挙げられる。対戦相手の深海のクラーケンの時間カウンターが残り1個の状態で刹那付きの呪文をプレイすると、刹那の「この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文をプレイできない」というルールに従い、深海のクラーケンはゲーム外に取り除かれたままとなる。

刹那を持つカード

時のらせん

アンコモンレアでそれぞれサイクルが形成されている。

次元の混乱

未来予知

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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