暴行+殴打/Assault+Battery
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火力とクリーチャーという、なんとも赤緑らしい組み合わせ。効果それぞれに上位互換に近いカードが存在していたものの、汎用性の高さから、サイクル中ではかなり使われていた部類に入る。
白をタッチしない純正赤緑のファイアーズでは、ミラーマッチのカギを握るのは、最序盤における相手のマナ・クリーチャーの除去である。そのため後手1ターン目に撃てる1マナ火力が重要だったので、ファイアーズがメタの中心になるにつれ、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuと並んでファイアーズの基本火力となったのである。
殴打/Batteryの方もとどめのフルアタックや、またコントロールに対する息切れ防止策として重要な役割を果たしていた。特にファイアーズに対する強力なメタデッキである青白コントロールとのマッチにおいて、クリーチャーの水増しは1つの対抗策と言えたためである。
- 赤黒緑のVoidコントロールでも活躍。除去兼アタッカーという分割カードの器用さが存分に活かせたといえる。
- カード名はassault and batteryで「暴力行為」を表す。法律用語などとしても使われる言葉。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして分割カード唯一の再録。時のらせん期のスタンダードでは月の大魔術師/Magus of the Moon対策としてブリンクのサイドで見かけられた。
関連カード
サイクル
インベイジョンの分割カードサイクル。友好色の組み合わせで、英語版のカード名は"and"で繋げると成句になる。
- 抵抗+救難/Stand+Deliver
- 悪意+敵意/Spite+Malice
- 苦痛+受難/Pain+Suffering
- 暴行+殴打/Assault+Battery
- 増進+衰退/Wax+Wane