ルフ鳥の卵/Rukh Egg
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Rukh Egg / ルフ鳥の卵 (3)(赤)
クリーチャー — 鳥(Bird) 卵(Egg)
クリーチャー — 鳥(Bird) 卵(Egg)
ルフ鳥の卵が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、飛行を持つ赤の4/4の鳥(Bird)クリーチャー・トークンを1体生成する。
0/3戦場に出たばかりでは、4マナ0/3の効率の悪いブロッカーにしかならない。しかし、墓地に置かれて孵化したとたん、4/4の飛行持ちという高パフォーマンスのクリーチャーに大変身する。
能動的に生け贄に捧げる手段や、全体除去と併用して孵化させたい。例えば抹消/Obliterateと組み合わせれば、通常は戦場に4/4飛行だけが残ることになる。
- トークンは当初「ルフ鳥(Rukh)」であったが、第9版再録時に「鳥」に変更となった。
- ルフ鳥とはシンドバッドなどで有名なロック鳥のことであるが、「ロック鳥(Roc)」にはならなかった。ロック鳥の雛/Roc Hatchlingも「鳥」なのだから妥当なところか。
- ミスにより第9版の日本語版カードでは「ルフ鳥」と印刷されている。読み替えて使用するように。
- 戦場から墓地に置かれたときトークンが出る初めてのカード。そのため、アラビアンナイト当時よく使われ方を勘違いされ、戦場からでなくとも(例えば手札から捨てられたときも)トークンが出るとされたこともあった。
- アラビアンナイト版のテキストでは、「If Rukh Egg goes to the graveyard,a Rukh―a 4/4 red flying creature―comes into play on your side at the end of that turn.(後はクリーチャー・トークンの説明が続く)」とあり、文面上、戦場・手札・ライブラリーからの如何にかかわらず、墓地に置かれればトークンが出せるようになっていた。このため、後攻1ターン目に手札を8枚にした後、ディスカード・フェイズ(現在はクリンナップ・ステップ)にルフ鳥の卵を捨ててトークンを出すことが横行した。のちにDuelist誌4号でエラッタが発表され、誘発条件が「戦場から墓地に置かれたとき」に修正された。これが、マジック最初のエラッタの1つである。
- このカードが元になったものとしてChicken Eggや召喚者の卵/Summoner's Egg、ロック鳥の雛/Roc Hatchlingなどがある。
参考
- 壁紙(第8版、1024x768)
- 壁紙(第8版、800x600)
- カード個別評価:アラビアンナイト - コモン3
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア