黒騎士/Black Knight
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クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。)
プロテクション(白)(このクリーチャーは白のものに対して、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
かつて黒クリーチャーの代名詞的存在だった、優秀な軽量クリーチャーの1体。白騎士/White Knightと対をなすクリーチャーであり、当時の黒ウィニーの要。
2マナ2/2だけでも十分なのにもかかわらず、先制攻撃と白に対するプロテクションも持っている。このおかげで、黒ウィニーに白の剣を鍬に/Swords to Plowsharesに対し耐性を持たせることができる。そのため、様々な白相手に活躍することができたが、その分、白騎士と比べて修整カードには恵まれなかった(白のようにエンチャントを壊す術が少なかった上に、数も質も白より少なかったため)。
第5版まで皆勤賞であったが、当時のプロテクションを基本セットに収録しない方針から第6版で基本セット落ち。その後、「ファンタジー世界の英雄的な騎士に対する悪の戦士」にふさわしいカードとして色の役割に反しながらも抜擢され、長年の時を経て白騎士とともに基本セット2010で基本セット復活を果たす(→マジックが帰ってきた!参照)。クリーチャーの質は年々上がっているが、黒でこの性能は現在でも十分強力。ウィニー相手には先制攻撃のおかげで序盤は軽量クリーチャーに対して良い壁になり、黒の恐怖、破滅の刃等の除去に対性があり、白系の除去も効かない。赤相手では焼かれてしまうが、ボールライトニングのような頭でっかちなクリーチャーをとめられるので色々なデッキに対して活用性はなかなか高い。 流刑への道/Path to Exileや多色クリーチャーなど、プロテクション白が生かしやすい環境なのも追い風。
- スカージで白騎士の対抗色プロテクション違いである銀騎士/Silver Knightが登場したことから、黒騎士の対抗色プロテクション違い(つまりプロテクション(緑))を持つ騎士を望む声も聞かれるようになった。
- なお、スカージ発売前には「Gray Knight(灰騎士)」の名でそれが登場するという非公式情報が流れたが、実際に登場することはなかった。
関連カード
- 次元の混乱にて、赤の血騎士/Blood Knightとしてタイムシフト。
主な亜種
黒騎士は白騎士/White Knightと対をなしているが、同様に白と対をなす類似クリーチャーがいくつか存在する。
- Order of the Ebon Hand
- ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald
- 残虐の手/Hand of Cruelty
- ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader