詩神の器/Muse Vessel
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Muse Vessel / 詩神の器 (4)
アーティファクト
アーティファクト
(3),(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札にあるカード1枚を追放する。起動はソーサリーとしてのみ行う。
(1):詩神の器によって追放されたカードを1枚選ぶ。このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
破裂の王笏/Disrupting Scepterのバリエーションである手札破壊アーティファクト。コストが1マナ高い代わりに能力が強化されている。
これにより土地カードが追放される場合、あなたは1マナでそれをプレイできるので、対戦相手としては手札で余っている土地を捨てにくくなっている。相手の土地があれば、相手のカードも唱えやすくなるだろう。
また、対象は自分でも良い。こちらの手札を見るタイプの手札破壊対策だったり、暴勇のサポートや手札の水増しなどにも使える。その場合、これ自身が割られたりしないよう気をつけよう。
- プレイできるものしかプレイできない。したがって、1つのターン中に2枚の土地を置くなどはできない。
- 追放されたカードは表向き(公開情報)になる。そのため、「正体不明のカードをプレイする」ということは起こらない。裏向きのまま追放という効果も存在するが、その場合テキストに明記されている。墓地と区別するためかカードを裏返して追放する人がいるが、上記のような例外を除き、ルール上は間違いである。
- カードをプレイする際、そのマナ・コストは支払わなければならない。またプレイすることのできるタイミングもそのカードに依存する。
- 追放したカードをプレイした場合、それがインスタントやソーサリーなら、解決後はもちろんオーナーの墓地に置かれる。発掘やフラッシュバックを持つなど、追放領域に置いておきたいカードである場合は注意。
- プレイするカードは、能力を起動したターンに追放したカードでなくてもよい。
- バウンスされた詩神の器を戦場に出し直しても、バウンス前に追放したカードを2つ目の能力で選べない。「別の」詩神の器として扱われるためである。