世界火/Worldfire
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赤の中でも最強クラスのリセット呪文。すべてのパーマネントの追放に加えて手札と墓地を一掃し、さらに各プレイヤーのライフ総量までも1点にしてしまう。赤でエンチャントも除去できるリセットは黙示録/Apocalypse以来。
そのまま唱えるとお互いにトップデッキ勝負になってしまい、運の要素が強すぎるため一工夫したい。
オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhovaや裂け目の稲妻/Rift Boltなど、追放領域を利用するカードには相性がよいものが多い。また覇権や忘却の輪/Oblivion Ringなど、戦場を離れる際に誘発する能力を使うのもよい。速攻かライフを減らすCIPを持つパーマネント等を戻せば世界火を撃ったターンで勝負を決められるが、そこまでしなくてもクリーチャー等のダメージソースが戻ればよほどのことがない限り次の自分のターンで勝利が確定するだろう。ただし世界火に対応して除去が飛んでくることだけには注意が必要。
- 統率者戦では強力な呪文。あらかじめ出しておいたマナから統率者を唱えることで有利を築ける。そのため2012年9月20日より禁止カードに指定された。
- 相手がトップデッキのみで世界火を撃った返しのターンにできる妨害工作は、メムナイト/Memnite等の0マナクリーチャーを戦場に出す程度しかない。
- ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orreryなどインスタント・タイミングで世界火を唱えられるようになる手段を利用して火力呪文と共に撃てば即勝利できる。その場合は、はらわた撃ち/Gut Shotなどのピッチスペルならマナが掛からない。
- 同じセット内では、トークンを残せるスラーグ牙/Thragtuskか忘却の輪あたりが好相性。
- 相手がコントロールする忘却の輪とでも(追放されたパーマネントがよほど特殊でない限り)友情コンボが成立する。もともとトーナメント級な上に赤に強いカードであるため、意外と成立しやすいかもしれない。