演劇の舞台/Thespian's Stage
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ヴェズーヴァ/Vesuvaと比較したときの利点は、単体で無色マナを生み出すアンタップインの土地として機能すること、状況に応じてコピーする土地を臨機応変に変えられること、後から戦場に出る土地をコピーできること。一方で欠点は、コピーするたびにマナが必要なことと、そのたびにタップされてしまうこと。コピーする土地が持つ戦場に出ることに対する置換効果やCIP能力が機能しないことは、利点にも欠点にもなり得る(後述)。
総じて、8postのような役割がはっきりしているデッキではヴェズーヴァの方が優れていると言える。こちらは多色デッキの潤滑油的な役割が適しているだろうか。
- イラストではアグルス・コスがディミーアの前ギルドマスター、ザデックと対峙する場面を演劇として観客に見せている(Who's on the Stage? )。
戦場に出ることに関連する能力
- CIP能力が誘発しない。
- バウンスランドのようなデメリットとなるCIP能力を無視できる一方で、微光地/Glimmerpostなどのメリットも受けられない。
- 戦場に出ることに影響する常在型能力(置換効果)が機能しない。
- 焦土/Scorched Ruinsなどのデメリットを無視できる。
- 魂の洞窟/Cavern of Soulsでクリーチャー・タイプを指定できない。
- 戦場に出る際に置かれるはずのカウンターが置かれない。宝石鉱山/Gemstone Mineなどのマナ能力を起動できなくなる一方で、暗黒の深部/Dark Depthsをコピーすると即座にトークンを生み出せる(ただし鏡の画廊/Mirror Galleryが必要)。
ルール
- 能力のルールに関してはクローン/Clone、コピー可能な値のページも参照。
- コピーする効果には期限はない。ターンが終了してもコピー効果は継続する。
- コピーした際には、コピーする起動型能力は引き続き持つが、無色マナを生み出す能力はなくなる。
- サブタイプや特殊タイプ、カード名などもコピーする。
- コピーした土地が戦場に出るに際して行った選択はコピーされない。
- 例えば魂の洞窟をコピーした場合、クリーチャー・タイプは何も選択していないことになる。
- コピーした土地の上に置かれているカウンターの数はコピーされない。また他の土地をコピーしても、この上に置かれていたカウンターは取り除かれない。