シャドウムーア・ブロック
提供:MTG Wiki
シャドウムーア・ブロック/Shadowmoor Blockは、シャドウムーアとイーブンタイドの2つのエキスパンションからなるブロック。
リミテッドでは独立したブロックとして扱われるが、構築ではこの前のローウィン・ブロックとセットでローウィン=シャドウムーア・ブロックとして扱われる。そのため、ブロック構築もローウィン=シャドウムーア・ブロック構築として行われ、スタンダードやエクステンデッドにおけるローテーションもセットである。
ブロックとしてのテーマは色で、混成カードを前面に押し出している。片方の色のマナだけでプレイでき、かつ両方の色を持つ混成カードの特性を活かし、カードの持つ色に言及するカードが多くデザインされている。
ストーリー・システムの両方でローウィン・ブロックと密接に関わっている。同じローウィン/Lorwynを舞台とし、穏やかな雰囲気であったローウィンが突如現れた大オーロラ/Great Auroraによる影響で暗く重苦しい世界へと変貌した姿を描いている。システム上では、ローウィン・ブロックで部族、タップによる起動型能力、+1/+1カウンターを扱っていたのに対し、本ブロックでは色、アンタップによる起動型能力、-1/-1カウンターを扱い、「ローウィン世界の反転」を表現している。
世界・イラスト設定が民話や古典的ファンタジーをモチーフにしているのはローウィンと同じだが、シャドウムーアの場合、ティム・バートンの映画(『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』や『コープス・ブライド』など)のイメージも意識されているとのこと。
新規キーワード能力は、共謀、頑強、萎縮、回顧。新規能力語は彩色。その他、混成マナ・シンボルと-1/-1カウンターが復活し、単色混成マナ・シンボルとアンタップ・シンボルが初登場している。