疫病スリヴァー/Plague Sliver
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Plague Sliver / 疫病スリヴァー (2)(黒)(黒)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントはあなたに1点のダメージを与える。」を持つ。
5/5Juzam Djinnを元にデザインされたスリヴァー。ペナルティ能力を付加するスリヴァーは史上初である。
これ単体で見た場合、4マナ5/5、自分のアップキープ毎に自分に1点ダメージと、Juzam Djinnそのもの。ただその能力を共有してしまう性質により、数を並べる戦法のスリヴァーデッキにこれを採用するのは危険が大きい。逆に、スリヴァーデッキや、多相クリーチャーを多用しているデッキへの対策としては非常に強力な効果となる。
これ以外のスリヴァーを使わないデッキならば、能力共有によるデメリット増大をあまり考えなくてよい。前述の対策カード的な性質も含めて、この用途が主となるだろう。ただその場合も、複数を同時に戦場に出せば2体で4点、3体で9点といった具合に大ダメージを受けてしまう点には注意したい。
高いコスト・パフォーマンスを買われてか、時のらせん参入時のレガシーの黒ウィニーでは、これを搭載したタイプが結果を残していた。しかし、未来予知でタルモゴイフ/Tarmogoyfと墓忍び/Tombstalkerという、革新的なアタッカーが登場したことで一気に姿を消してしまった悲運のカードである。
- 精油スリヴァー/Essence Sliverが1体いれば損失ライフを補填することができる。ただし、ダメージを受けるのが先なのでアップキープ開始時にライフが1点だと敗北してしまうのは注意。
- さらに複数体いればアップキープの度にライフが増えていくようになる。
- 後に登場した吸管スリヴァー/Syphon Sliverなら、色が合っているうえに疫病スリヴァーより軽いためより組み合わせやすい。また、ライフが1点の場合でも敗北しないという違いもある。一方、複数並べてライフを増やすことは出来なくなっている。
- 肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver、念動スリヴァー/Telekinetic Sliverと並んで初のダブルシンボルのスリヴァーである。
- 菌類スリヴァー/Fungus Sliverと一緒に出して最下層民/Pariahをつけるのもよいだろう。
関連カード
サイクル
時のらせんのレアスリヴァーのサイクル。いずれもかつて存在したクリーチャーの能力をスリヴァー全体に与える。
- 肺臓スリヴァー/Pulmonic Sliver
- 心霊スリヴァー/Psionic Sliver
- 疫病スリヴァー/Plague Sliver
- 菅草スリヴァー/Sedge Sliver
- 菌類スリヴァー/Fungus Sliver