曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
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Meloku the Clouded Mirror / 曇り鏡のメロク (4)(青)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — ムーンフォーク(Moonfolk) ウィザード(Wizard)
飛行
(1),あなたがコントロールする土地を1つ、オーナーの手札に戻す:飛行を持つ青の1/1のイリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
1マナと土地1枚を手札に戻すことで、1/1の飛行を持つイリュージョン・トークンを場に出す伝説のムーンフォーク。他のムーンフォークに比べるとコストの割に効果が大きい。
もとはリミテッドでの制圧力の高さが知られていたが、タフネスが4と高く、フィニッシャーとして十分な能力を持つため、構築でもコントロール系のデッキでよく使われていた。
特に神河ブロックの頃は緑に桜族の長老/Sakura-Tribe Elderと木霊の手の内/Kodama's Reachという強力なランドブーストが存在し、これらターボランド系デッキとの相性のよさから大活躍した。(そのため、「神河ブロックにおける最強の緑のカードの一枚」と呼ばれたこともある。→参考)
そうでなくともコントロールデッキは土地が並びやすいため威力が高く、またこれ自体が5マナと軽いことから青系コントロールデッキのフィニッシャーとして幅広く採用されている。 『変異種/Morphling以来の青の最強クリーチャー』とも評された。→参考
また色拘束の弱さから、土地サーチの豊富さを活かしてほぼこれを入れるためだけに青をタッチするデッキも(特に神河ブロック構築で)あった。相手のこれを対消滅で除去できることも採用の理由の1つだろう。
- トークンのタフネスは1であるため、紅蓮地獄/Pyroclasmや残響する真実/Echoing Truth、残響する衰微/Echoing Decayなどには注意が必要。一度に大量に能力を使用しないなど、プレイングに工夫をすれば被害を抑えられる。
- 初心者が勘違いしやすいが、マナを生み出すのと土地を手札に戻すのは同時ではなく、マナ能力をプレイしてからコストの支払いが行われる(CR:409.1g、CR:409.1h)。そのため起動型能力のためのマナを土地をタップして生み出し、その土地を手札に戻すということは可能である。もっとも、あらかじめマナを出してマナ・プールに入れておいてから能力をプレイする事も出来る。
- スペイン語版ではトークンは2/2と誤植されている。もし本当に2/2なら本当に手におえない化物である。
- 多くの土地を戻してトークンを一気に大量生成すること、あるいは高速デッキ相手に序盤でのフルタップ召喚を余儀なくされる事態を俗に『キレる』または『キレメロク』と言う。
参考
- メロク/Meloku(神河固有名詞対訳)
- メロク/Meloku(背景世界/ストーリー用語)
- 龍の手下(Wizards社)
- カード個別評価:神河物語 - レア