リシド

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2008年3月16日 (日) 01:09時点におけるEugene (トーク | 投稿記録)による版
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リシド/Licid

クリーチャー・タイプの1つ。テンペスト・ブロックでのみ登場する。 クリーチャーに寄生して飛行などの能力、またはペナルティ能力を付加する種族。 各にそれぞれ存在し、アーティファクト・クリーチャーのものもある。


Dominating Licid / 威圧するリシド (1)(青)(青)
クリーチャー — リシド(Licid)

(1)(青)(青),(T):クリーチャー1体を対象とする。威圧するリシドはこの能力を失い、エンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)・エンチャントになる。これをそのクリーチャーにつける。あなたは、この効果を、(青)を支払うことで終わらせてもよい。
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。

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Corrupting Licid / 堕落するリシド (2)(黒)
クリーチャー — リシド(Licid)

(黒),(T):クリーチャー1体を対象とする。堕落するリシドはこの能力を失い、エンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)・エンチャントになる。これをそのクリーチャーにつける。あなたは、この効果を、(黒)を支払うことで終わらせてもよい。
エンチャントされているクリーチャーは畏怖を持つ。(それは、黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)

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すべてのリシドは共通してマナタップエンチャント(クリーチャー)を持つオーラになる能力を持つ。 また、この方法でクリーチャーについていても、マナを払うことでクリーチャーに戻ることができる。

さまざまに作られた、「オーラの改善策」の1つといえる。 単体でもクリーチャーとして活動できるため、「オーラしか手元にない」「そのオーラが有効に機能しない相手に無駄カードになる」というような事故を避けられるのが1つの利点。 またカードタイプを変更できるため、タイプを条件にする狙い撃ちの除去にも強い。 例えば「クリーチャー除去」の呪文に狙われたなら、オーラに変形。逆にオーラ変形状態で「オーラを破壊」できる効果に狙われたらクリーチャーに戻る、というように。

しかし、このタイプを切り替える能力がルール上の混乱を呼び、ルール関係者に「(リシドなんて)そんなものは存在しない」とまで言われてしまった。 (もちろん、本当に存在していないわけではない) フリースペルとはまた違った意味での最悪のメカニズム。 このメカニズムを持つクリーチャーが今後新たに登場することは無いだろう。

  • 登場当時から、山のようなエラッタが出続けている。最新のエラッタは、オーラ導入に際して行われたものであり、わりと最初のテキストに近くなっている。
  • リシドはいずれも起動コストタップ・シンボルを含むので、基本的にオーラになった段階ではタップ状態である。「タップ状態のオーラ」自体が珍しいため戸惑う人がいるようだが、ルール上は何の問題もない。

なお、これは他のパーマネントと同様にアンタップ・ステップアンタップする。

  • リシドの能力は、自分自身を対象にとってもよい。しかし、その場合「オーラは自分自身につけられない」、および「何にもつけられていないオーラは墓地に置かれる」というルールの制約により、状況起因効果で墓地に置かれる。
  • 今のテキストを見ると、オーラ化していないときにも静寂の歌/Song of Serenityのようにオーラがついているクリーチャー全部に影響するようにも思えるが、実際にはそんなことはなく、オーラ化していないときには全く意味を持たない。

なぜなら、いずれの能力も「Enchanted creature」と単数形であって、「Enchanted creatures」と複数形で書かれていないためである。

参考

M:tGやっちまった小咄集(Braingeyser、上の記事の和訳)

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