Infernal Spawn of Evil
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Infernal Spawn of Evil (6)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ビースト(Beast)
クリーチャー — ビースト(Beast)
飛行、先制攻撃
(1)(黒),Infernal Spawn of Evilをあなたの手札から公開し、「It's coming!(来るぞ!)」と言う:対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。Infernal Spawn of Evilはそれに1点のダメージを与える。あなたのアップキープの間にしかプレイできず、各アップキープに1回のみプレイできる。
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。タイプ行は「クリーチャー — ビースト(Beast)」と読み替えてください。
飛行と先制攻撃を持つ巨大クリーチャー。自分のアップキープごとに手札から公開することで、対戦相手に1点ダメージを飛ばす起動型能力を併せ持つ。起動には2マナ支払うとともに、銀枠らしく指定された台詞を喋る必要がある。
重いが、いったん戦場に出てしまえば結構強力。タフネスの高い黒のクリーチャーなので除去されにくい。
戦場に出せなくても、起動型能力で対戦相手のライフをじわじわと削っていける。もちろんこちらの使い方をメインにしてもよい。呪文ではないので打ち消される心配も少なく、もしもみ消し/Stifleなどで打ち消されてもカードは手札から無くならない。言うべき台詞も簡単である。
- 恐ろしげな名前とギャップがある、可愛らしいイラストが特徴。
- これはアーティストのRon Spencerが(別の黒枠セットで)とある邪悪な黒のクリーチャーのイラストを依頼された時に提出したスケッチが元ネタ。もちろんジョークでありすぐにちゃんとしたスケッチが送られてきたのだが、大ウケしたMark Rosewaterが銀枠においてその邪悪な姿にふさわしいカードをデザインし、実際に印刷されることになってしまった。[1]
- クリーチャー・タイプも、デーモンが消されてビーストが書き加えられている。
- これは当時のウィザーズ社の(宗教色が強いことから)デーモンを使わない方針を反映したものである。[2]
- オラクルでは長らくデーモンが削除されていなかったためルール上はデーモンとして扱われていたが、2017年12月のオラクル更新でこちらでも削除され、本当にデーモンではなくなってしまった。
- 「『It's coming!(来るぞ!)』と言う。」の部分が無ければ普通にありそうなカード。色を変えれば後の予見能力そのもの。
- この能力は気配を感じさせるだけでも相手にダメージを与えうるという、邪悪の落とし子の底知れぬ恐ろしさを表現するために与えられた。
- アンヒンジドではさらに邪悪な第二世代・Infernal Spawn of Infernal Spawn of Evilが登場している。