支配魔法/Control Magic
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マジック界最初の「奪う」エンチャントの1つ。4マナでクリーチャーを奪える。アルファ時代に秘宝奪取/Steal Artifactと対になるように作られたもので、これらはマナ・コストも同じ。
解呪/Disenchant等で対策される可能性があるとはいえ、クリーチャーを奪うということは「相手のクリーチャーを減らす」のと「自分のクリーチャーを増やす」のを同時に行っているわけで、擬似的に除去と召喚を一度にできる、ということ。つまり2対1交換のアドバンテージが約束されているようなカードであり、リソースを稼ぎやすいカードといえる。
エターナルでは不実/Treacheryよりも使われている頻度はずっと高い。こちらの方が1マナ軽く、打ち消されたときのリスクを考えるとフリースペルの恩恵がそこまで大きくないため。
関連カード
コントロール奪取の最も基本的なカードということで、以後さまざまなバリエーションが作られつづけている。以下、「クリーチャーを奪う」バリエーション一例。
- 純粋な後継版として、フリースペルの不実/Treachery、さらに調整版の説得/Persuasion。
- 解呪/Disenchantなどエンチャント破壊されず、永続的にコントロールを奪う威圧/Dominateなど。
- クリーチャー化したものとして、誘惑蒔き/Sower of Temptation。
- クリーチャーなどのパーマネントの起動型能力として、Old Man of the Seaなど。
- 使い捨てバリエーションで、命令の光/Ray of Commandなど(これはその後赤の役割に移る)。
- カウンターにこの機能を加えたバリエーションに奪取/Desertionなど。
- 対象にできるクリーチャーに制限がかかったバリエーションに、不忠の糸/Threads of Disloyaltyなど。
- 色が変わったバリエーションに、黒の隷属/Enslave。