狂気の預言者/Mad Prophet
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新しい色の役割に沿った、赤いルーター能力を持つ人間。青のものと違い、先に手札を捨ててから引く所が異なっている。
青のルーターと比べると捨て札の選択肢がやや狭く、より不要なカードを引いてきてしまう可能性はあるが、それでも充分に強力な能力である。標準的なルーターよりマナ・コストはかなり重いが、速攻で多少緩和されているし、タフネス2でほんの僅かだが除去に強く、状況によってはクロックにも期待ができるので悪くはない。
リミテッドでは勿論有用。構築でも赤がらみのコントロールやリアニメイトなどで採用を検討できるレベルだが、やはり重さがネックか。
- イニストラード・ブロックは赤いルーターが初お目見えもあってかかなり充実しているが、イニストラードおよび闇の隆盛は無作為に捨てるタイプが多かったのに対し、アヴァシンの帰還ではこの種の先に捨てるタイプが目立つ。
- 赤という色の「無謀さ」「性急さ」を示している。また、赤の象徴である炎の持つ「恩恵を得るには、まず燃料を必要とする」イメージも加味しているとされる。
- 手札を捨てることが、青のルーターが効果の一部であるのに対し、こちらは起動コストの一部であるため、若干だが挙動に差がある。もみ消し/Stifleされたときやマッドネスと組み合わせたときに特に顕著。
- タップと手札1枚を起動コストにする点がスペルシェイパーに似ているとも言える。
- 結ばれた奪い取り/Bonded Fetchと比べると1マナ重い替わりに、パワー2で防衛もない。
- イニストラードを覆う影再録時にレアリティがアンコモンに格上げされた。