真理の円/Verity Circle
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エンチャント
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが1体タップ状態になるたび、それが攻撃クリーチャーとして指定されたことによるのではない場合、あなたはカードを1枚引いてもよい。
(4)(青):飛行を持たないクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。
攻撃以外のために敵クリーチャーがタップされるとカードを引ける誘発型能力と、飛行を持たないクリーチャーをタップする起動型能力を併せ持つエンチャント。
起動コストが重いので連発はできないが、最低限能力が自己完結しており、他のタップ手段を用意しなくても機能してくれる。タップ・シンボルを含む起動型能力を持つシステムクリーチャーに対する一種のアンチカードだが、特にマナ・クリーチャーや召集に頼ったデッキに対する大きな抑止力となる。しかし絡め手を使わず普通に攻撃してくるデッキに対しては重いタッパーにしかならず、フライヤー主体だとタップすら効かないなど、相性差が如実に表れやすい。
多人数戦ではカードを引ける可能性も高まるため統率者戦で使ってみるのも面白い。浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tacticianとの相性が良好。
リミテッドではギルド魔道士を始めとするシステムクリーチャーに睨みを利かせつつ、動き出せば地上クリーチャーの攻撃を妨害するついでのように息切れを防止してくれる。シングルシンボルなのでタッチでも採用可能で、青絡みのデッキでロングゲームを目指すなら採用して損はないだろう。冷気をもたらす者/Chillbringerのようなタップ手段が取れていると尚のこと良い。
ストーリー
真理の円/Verity Circleは、その円の中に入ると嘘を付けなくなる自白魔法。ラヴニカ/Ravnicaでは法廷や尋問に使われており、弁護士であったテイサ・カルロフ/Teysa Karlovもこれを使用している。
- 絶対ではないらしく、強靭な精神力によって抗える場合もある。
- 逆に「身の潔白を証明するために入る」という使い方も出来るようだ。
- 飛行を持つクリーチャーをタップできないのは、飛んで円から逃げ出してしまうからだろう。
「さあ、ここにあるのは真実だけです。」
登場作品
- Guildpact(小説)
- Dissension(小説)
- Bound and Bonded/束縛と絆(Magic Story 2018年11月8日 Nicky Drayden著、使用描写のみで名前は登場しない)
- The Illusions of Child's Play/児戯の幻影(Magic Story 2019年1月23日 Nicky Drayden著、名前のみ)