モーギス/Mogis

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モーギス/Mogisテーロス・ブロックのキャラクター。カードとしては神々の軍勢殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughterが初出。

目次

解説

テーロス/Therosの一柱で、マナに関連する小神。男性。ミノタウルスのような牛頭人身の容姿を持つ(イラスト)。

殺戮、激憤、苦痛の神。双子の兄弟神イロアス/Iroasとモーギスはどちらも戦争の分野を統べているが、あちらが勇気の試練と勝利の栄光を称えているのに対し、こちらは敵を徹底的に滅ぼすことでのみ満足し、生き残った弱者を恐怖させることで病的な喜びに耽る。加虐、復讐、敵意、制圧が彼の戦利品である。

彼の特徴となる持ち物は斧である。そのギザギザの刃は常に血に塗れている。

彼はミノタウルスの守護神である。ミノタウルスは最も熱心なモーギスの崇拝者であり、彼らなりの儀式によってモーギスに生贄を捧げる。

また、人間の中にも彼を崇拝する者は存在する。彼は戦闘中の戦士の心に忍び込み、より多くの血と苦痛を渇望させる。あるいは人の心に小さな復讐の炎を灯し、それを狂気の業火に育て上げる。そのような欲望に支配された者は都市を離れ、モーギスの崇拝者の集団に加わる。さらにその崇拝者の一部はミノタウルスのように人肉食を行うようになり、人食い/Androphagesの名で呼ばれる。

アクロス/Akrosのすべてのストラティアン/Stratian(兵士)は訓練期間中に、このような人心を惑わすモーギスの脅威を教えられる。一方セテッサ/Setessaの戦士は勝利における栄光と恐怖を同等のものと見なし、秋の結節点/The Autumn Nexusでイロアスとモーギスの両方に敬意を捧げる。

経歴

神々の軍勢

モーギスは最良の時であっても常に定命の者たちの戦いを探しているが、ゼナゴス/Xenagosの儀式がもたらした世界の混乱は彼を他の神々以上に狂わせた。彼はミノタウルスの軍勢を人間の都市へと送り込み始めた――中でも攻撃の矢面に立たされたのが、イロアスの守護する都市国家、アクロスである。最終的にはエルズペス/Elspeth率いる人間の連合軍がこれを撃退したが、皮肉にもその勝利の宴がゼナゴスの最後の儀式となり、彼の神格化を完成させることになってしまった。

登場

登場カード

カード名に登場

テーロス
モーギスの匪賊/Mogis's Marauderモーギスの狂信者/Fanatic of Mogis
神々の軍勢
モーギスの戦詠唱者/Warchanter of Mogis
大群との戦い
モーギスに選ばれし者/Mogis's Chosenモーギスの祭壇/Altar of Mogis
ニクスへの旅
モーギスの軍用犬/Mogis's Warhoundモーギスの悪意/Spite of Mogis

フレイバー・テキストに登場

テーロス
国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur死呻きの略奪者/Deathbellow Raider
ニクスへの旅
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods

イラストに登場

神々の軍勢
予言/Divination参考
大群との戦い
モーギスの祭壇/Altar of Mogis(像)
ニクスへの旅
双子神の指図/Dictate of the Twin Gods、モーギスの悪意/Spite of Mogis

登場作品・登場記事

その他

  • モチーフはギリシャ神話の戦争の神、アレースだろう。戦争における狂乱と破壊の側面を表す神であり、同じ戦神だが戦略や栄光を司るアテーナーとはよく対比される。

参考

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