総動員地区/Mobilized District
提供:MTG Wiki
土地
(T):(◇)を加える。
(4):ターン終了時まで、総動員地区は警戒を持つ3/3の市民(Citizen)クリーチャーになる。これは土地でもある。この能力を起動するためのコストは、あなたがコントロールしている伝説のクリーチャーやプレインズウォーカー1体につき(1)少なくなる。
3/3警戒の市民になるミシュラランド。伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーの数に応じて起動コストが軽くなる。
3/3警戒という性能自体はそこそこ程度であるが、コスト低減効果によって起動コストが0マナまで軽くなる可能性を秘めており、一切のテンポ損なく攻守に渡って活躍できると強力。
一方で伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーをある程度並べていく必要があるため、デッキ構築にやや気を使う。強力なそれらのカードは色拘束が強めになりがちなため、無色マナしか生み出せない点がネックになりやすい。灯争大戦ではシングルシンボル単色や混成マナのプレインズウォーカーが多数登場しているので、それらとの組み合わせを検討したい。
プレインズウォーカー・コントロールのようなデッキに向いてはいるが、突き詰めすぎると「強力なフィニッシャーが4枚並んでいる状況ならミシュラランドを使うまでもなく勝てる」という本末転倒になりかねないのが難点か。0マナ起動にこだわりすぎず、例えば樹上の村/Treetop Villageと比較して2マナ程度でもマナレシオとしては合格点と割り切る使い方も視野に入れたい。
登場時のスタンダードではジェスカイ・フレンズやアゾリウス・フレンズで採用される。多数のプレインズウォーカーと迷い子、フブルスプ/Fblthp, the Lostの存在により、0マナ起動も難しくない。ローテーション後はシミック・フードで使用されることがある。こちらでは世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldと相性が良く、ニッサによってクリーチャー化された状態で能力を起動すると+1/+1カウンター3つと合わせて6/6の大型クリーチャーに一時的に成長できる。
- 手を繋いだラヴニカ/Ravnica市民を描いたイラストと、フレイバー・テキストが印象的。
時として、人が手にできる最強の武器は、もう一人の手である。
ルール
- クリーチャー化する土地に関する全般的なルールはミシュラランドを参照。
- 黒き剣のギデオン/Gideon Blackbladeのような「伝説のクリーチャーでありプレインズウォーカーでもある」パーマネントが戦場にある場合、これの起動コストは(1)だけ少なくなる。二重にコストが軽くなるわけではない。
- クリーチャー化する能力の中で色について言及されていないため、クリーチャー化したあともこれは無色のままである。
- 次元を挙げた祝賀/Planewide Celebrationから生成される市民・トークンはすべての色を持つが、そちらと混同しないよう注意。