Blast from the Past
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Blast from the Past (2)(赤)
インスタント
インスタント
マッドネス(赤)、サイクリング(1)(赤)、キッカー(2)(赤)、フラッシュバック(3)(赤)、バイバック(4)(赤)
クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。Blast from the Pastはそれに2点のダメージを与える。この呪文がキッカーされていたなら、赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
WHISPERのテキストは最新のオラクルに未対応です。「(トークンを)戦場に出す」は「生成する」に読み替えてください。
マッドネス、サイクリング、キッカー、フラッシュバック、バイバックと、さまざまなキーワード能力が並んでいる。Old Fogeyと対をなす「旧世代」のカードで、枠がスカージ以前までの旧枠(カード画像)だったり(タイプ行などの文字が太字なので、正確にはポータルなどに類する)、墓石アイコンが復活していたり、更にはイラストレーターの誤植までそのまま。もちろんプレミアム・カードには流星マークまでついている。
効果とマナ・コストだけを見れば、そんなに強力とは言えない。しかし、様々な使い方ができるため汎用性が高く無駄になりにくい。色拘束が緩いので、比較的マナが多く出せる緑と組み合わせるのが良いだろうか。ウルザランドとの併用も面白い。
- サイクリングは起動型能力でありカードを唱えるわけではないので、サイクリングのみで使用する場合はキッカー・コストやバイバック・コストは支払えない。もちろん効果はカードを1枚引くだけ。
- サイクリングで捨てるときもマッドネスで唱えられる。そのとき、サイクリングでカードを引く前に、マッドネスで唱えた呪文本体が解決される。赤マナが2つ出せるなら、普通に使うよりもこの方法で使う方が強い。
- マッドネスとフラッシュバックは通常とは違う方法で唱えることを許可する能力。そのため、唱える際にキッカー・コストやバイバック・コストを支払える。ただしフラッシュバックで唱える際にバイバック・コストを支払っても手札に戻る代わりに追放される。
- おそらくサイクリング→マッドネス→バイバックが一番強いだろう。8マナかかるが。さらにキッカーもすると11マナ。
- 当時としては冗談のようなカードであったが、今となっては時のらせんに収録されていても不思議ではないカード。 このカードが持つ5つのキーワード能力は、タイムシフトまで含めると時のらせんで全部登場している(ただしサイクリングはタイプ・サイクリングの形で登場)。その場合、オークの連続砲撃/Orcish Cannonadeが追い出されることになっただろうが。
- 未来予知ではサイクリングとマッドネスを併せ持ったカード(滑る胆液/Ichor Slick)と、サイクリングとフラッシュバックを併せ持ったカード(隊列の叫び/Marshaling Cry)が登場した。
- イラストの上空ではTime Machineに乗ったゴブリンが手を振っている。キッカーするとこれが加勢に駆けつけてくれるのだろう。
- その後、Time MachineはOld Fogeyのイラストの背景で墜落している。
- 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で、主人公のマーティが物語のカギとなるスポーツ年鑑を購入したアンティーク・ショップの名前が「Blast from the Past」。カード名はこれをイメージしたものかもしれない。