売剣の粗暴者/Sell-Sword Brute

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デメリット能力持ちの熊。赤においては2マナ2/2はそれなりに優秀なクリーチャーであるため、リミテッドでは序盤の攻防で活躍してくれる。

しかし問題は終盤。チャンプブロックに使っても除去されてもダメージを受けてしまうため、最後の一押しをこれにされてしまうことがある。継続ダメージ源というわけではないので、2点のダメージを受けることを前提に前のめりなデッキを組めば、特に気にならないであろう。

構築では、ギルド魔道士など優秀な熊だらけということもあり見向きもされない。

• さりげなくクリーチャー・タイプが傭兵。リクルートしたい感じではないが、あるいはプロテクション対策になるかもしれない。
• 運命再編にて同型再版のくすぶるイフリート/Smoldering Efreetが登場。

カード名

「sell-sword」は「傭兵」を意味する言葉だが、日本語版のカード名ではこれを「売剣」と直訳してしまっている。通常、売剣という日本語から連想されるのは「売剣買牛（戦争を止め、武器を売って農業に力を尽くすこと）」であり、適切な訳語とは言いがたい。

後のカードでもこの訳は踏襲されている（ニマーナの売剣/Nimana Sell-Swordなど）。

参考

• カード個別評価：ラヴニカ：ギルドの都 - コモン