柳の霊/Willow Geist
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クリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk) スピリット(Spirit)
トランプル
1枚以上のカードがあなたの墓地を離れるたび、柳の霊の上に+1/+1カウンター1個を置く。
柳の霊が死亡したとき、あなたはこれのパワーに等しい点数のライフを得る。
自身の墓地からカードが離れるたびに大きくなるツリーフォーク・スピリット。
トランプルを持つがパワーが1のため、そのままでは使い物にならない。能動的にパンプアップに繋げられるカードと組み合わせ、徐々に育てていくことでファッティへ育つ気の長いクリーチャー。
墓地からカードが移動するのであれば、それがどこに行こうが構わない。シボウタケの若芽/Deathbonnet Sproutやフラッシュバックによる追放の他、掘り返し/Turn the Earthによりライブラリーに戻ったり、ドライアドの蘇生/Dryad's Revivalで手札に加わっても、戦墓の再誕/Diregraf Rebirthにより戦場に現れても、いずれの場合でも平等に+1/+1カウンターが乗る。一方で同時に何枚離れても乗るカウンターは1つと緩慢。採用する場合は前述したカードのように使い回しが出来る手段を用いたいところ。
なお、呪文に墓地からカードを離す効果があり、かつ呪文自体がフラッシュバックを持っている場合はそれぞれ離れるタイミングが異なるのでカウンターが2つ乗る場合もある。腐敗した再会/Rotten Reunionを自分の墓地へ撃った場合が分かりやすい。
死亡時にライフを獲得できることも考えると、リアニメイト系の腰が重いデッキに採用して、序盤から中盤の主戦力にしつつ、本命のフィニッシャーが出るまでの時間稼ぎに採用すると運用しやすいか。自身もファッティまで育てば、トランプルと合わせて放置できない脅威となることが出来る。
部族シナジーの面を考慮しなければ、果敢なエルフ/Defiant Elfの上位互換。また、死亡時に回復する緑1マナのクリーチャーはターパン/Tarpan以来となる(エルフの賛美者/Elvish Eulogistは自身の生け贄なのでちょっと違う)。
- 同様の誘発条件を持つカードは冒涜された墓所/Desecrated Tombを参照。
ルール
- 誘発条件は「カードが1枚以上あなたの墓地を離れる」ことなので、2枚以上同時に離れた場合でも+1/+1カウンターは1つしか置かれない。
- 虚空の力線/Leyline of the Voidや安らかなる眠り/Rest in Peaceのように墓地に置かれることを追放に置換された場合では誘発しない。
- アールンドの天啓/Alrund's Epiphanyのように呪文が解決後に追放される場合、スタックから直接追放されているため能力を誘発させない。
- 回復量は最後の情報を参照する。マイナス修整により死亡した場合は+1/+1カウンターの数より回復量が下回り、ゼロになることもあるがライフを失うようなことはない。