見捨てられた交差路/Forsaken Crossroads
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MTGアリーナ専用カード
Forsaken Crossroads / 見捨てられた交差路土地
見捨てられた交差路はタップ状態で戦場に出る。
見捨てられた交差路が戦場に出るに際し、色1色を選ぶ。
見捨てられた交差路が戦場に出たとき、占術1を行う。あなたが開始プレイヤーでないなら、代わりに見捨てられた交差路をアンタップしてもよい。
(T):その選ばれた色のマナ1点を加える。
アーティスト:Kasia ‘Kafis' Zielińska
15年前の宝石の洞窟/Gemstone Caverns以来となる、後攻かどうかを参照する土地。
同じくタップインかつETBで占術を行う神殿と違い、戦場に出る際に選んだ1色のみを生み出す。そして開始プレイヤーでないなら占術の代わりにアンタップも選べる。
多色デッキ向けのマナ基盤であるとともに、1枚ぶんのライブラリー操作もできるためゲームの全段階で役立つカード。後攻なら占術を放棄してテンポを取ることもできるので、ゲームプランを組み立てやすい。
ローテーション前のアルケミーでは、同様のマナ能力を持つ煌積の谷間/Shimmerdrift Valeやドラゴンの女王の寺院/Temple of the Dragon Queenも同居する。それら(および、同環境の小道も)特有の「一般的な多色土地と異なり選んだ1色しか出せなくなる」という性質上、複数の色のダブルシンボル以上のカードを併用するデッキではやや扱いづらいことには注意したい。どちらかというと「使用色自体は多いが全体的にシングルシンボル傾向」なデッキ向けの土地。
- 戦場に出るに際し選んだ色マナを出す土地群については興隆ランドを参照。
- 挙動自体はテーブルトップでも不可能ではないが、ゲームが長引いた時に記憶問題が起こる(誰が開始プレイヤーか忘れる)可能性があるため、デジタルでの実装になったものと思われる。
- 従来のゲーム体験から過度に変化してしまうとプレイヤーが違和感を覚えてしまうため、アルケミー:イニストラードではデジタルに寄せすぎたカードが多く収録されすぎないようにしている[1]。このカードもその一環と考えられなくもない。
ルール
- 色を選ぶのは「戦場に出るに際し」なのでETBよりも前である。ライブラリーの一番上を見てから色を決めるということはできない。
- タップインしてからアンタップするという挙動のため、後攻ならエメリアのアルコン/Archon of Emeriaや地図作りの調査/Cartographer's Surveyなどのタップ状態で戦場に出させる置換効果を実質的に無視できる。
- 「代わりに~してもよい」なので、後攻だからといって占術とアンタップの両方を享受することはできない。「占術できず強制的にアンタップされる」わけでもなく、占術かアンタップのどちらかを選ぶ。
脚注
- ↑ Designing for Alchemy/アルケミー向けデザイン(Magic Digital 2021年12月8日 David Humpherys著)