監禁の円環/Circle of Confinement
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エンチャント
監禁の円環が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていてマナ総量が3以下であるクリーチャー1体を対象とする。監禁の円環が戦場を離れるまでそれを追放する。
対戦相手1人が監禁の円環によって追放されているカードと同じ名前を持つ吸血鬼(Vampire)呪文を唱えるたび、あなたは2点のライフを得る。
絹包み/Silkwrapの亜種で上位互換。吸血鬼を追放した場合、後続の同名カードが唱えられるたびに2点のライフを得る。
軽量クリーチャーの除去として使いつつ、吸血鬼デッキ相手ならライフゲインも見込める。吸血鬼は比較的低マナ域に強力なクリーチャーが多く、部族対策としては悪くない。とはいえ後続が来たとしても微弱な回復なのであくまでおまけ程度と捉えるべき。
リミテッドであればとりあえず除去の時点で貴重。主に黒や赤のコモン相手ならば回復誘発にも少しは期待できる。
構築では、同時期のスタンダードだと1マナでクリーチャー以外も追放できるポータブル・ホール/Portable Holeや、3マナだが対象のマナ総量の制限がない仮初めの時間/Borrowed Timeと競合する。それぞれ一長一短の関係であり、メタゲームやデッキタイプに合わせて使い分けたい。クリーチャーしか除去できず、マナ総量の制限があるので少々中途半端な印象ではあるものの、老樹林のトロール/Old-Growth Trollなど厄介な3マナクリーチャーも環境に存在するため、サイドボードの候補となる。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りの特定クリーチャー・タイプへの対策カードサイクル。対戦相手が特定クリーチャー・タイプを使用していればより強力になるカードで、それぞれイニストラード/Innistradの5つの主要種族に対応している。稀少度はアンコモン。
- 監禁の円環/Circle of Confinement(吸血鬼)
- 月の拒絶/Lunar Rejection(狼か狼男)
- 寄生性掌握/Parasitic Grasp(人間)
- 引き裂く炎/Rending Flame(スピリット)
- 鋸刃の投げ手/Sawblade Slinger(ゾンビ)
ドラキュラシリーズ・カード
ドラキュラシリーズ・カード版はヴァン・ヘルシングの聖なる護法印/Van Helsing's Holy Ward(イラスト)。
聖なる護法印/Holy Wardはブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の中でアブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsingがドラキュラ伯爵/Count Draculaとの一連の闘いの中で用いた武器の一つ。吸血鬼をしりぞけ、アンデッドを浄化する。