夜の長い陰/The Long Reach of Night

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2022年2月28日 (月) 11:37時点における172.31.57.132 (トーク) - whois による版
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エンチャントからクリーチャー・エンチャント変身する両面カード第1面夜陰明神/Myojin of Night's Reachを描いた英雄譚第2面は夜陰明神の似姿であるスピリット

I,II-
布告除去手札破壊から選択させる。出た時点で1回発動するので、カード・アドバンテージ面では1:1以上が確定。
2回発動すれば1:2以上の交換が確定となるが、対戦相手に選択権があるカードの常として確実性に欠ける。
アドバンテージは取りやすいが元手が4マナと少々重いので、テンポ面で遅れを取らないよう注意が必要。
III-
ルアゴイフ/Lhurgoyfの系譜に連なる、墓地クリーチャーカードの数に依存するアタッカー
参照するのは対戦相手の墓地のみと相手への依存度が高く、攻撃時にしか誘発しないなど、取り回しは今ひとつ。
とはいえ威迫を持ち、また第1面の能力で手札を犠牲にしなければ盤面のクリーチャーは減り、トークンでないなら強化条件も満たす。

総合的に、手札や盤面を排除しつつ自身がフィニッシャーとなる素質を持っており、ハンデスの悩みどころである「反撃の芽は潰したがゲームを終える手段が無い」状況を回避するのにお誂え向き。一方でノンクリーチャー相手はほぼ完全に腐るため、勝ち筋をこれだけに依存すると思わぬところで足元を掬われる場合も。BO3で採用するなら、サイドアウトの選択肢を取れるようにしておきたい。

リミテッドにおいてはクリーチャー面も含めて1:3交換という多大なカード・アドバンテージをもたらすアンコモンとしては飛び抜けたボム。膠着状態で使えば一気に勝利に繋がるし、クリーチャー戦が主体となるため腐る心配も少ない。ただし、自身の重さ、英雄譚ゆえの遅れ、盤面か手札か相手が選ぶこともあってテンポ面では劣り、不利な盤面のときにはそのまま押し切られて負けてしまう危険性がある。

参考

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